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小さな小説マガジンを作りました。 『はちみつカラコン』など、 毎日更新から生まれた小説をま…
「ただいま」 「えっ、岬? 帰ってくんの早くない?」 夏海は今まさに羊羹を切るところだ…
「あったま痛い……夏海くん、頭交換して」 「やだよ。 二日酔いのやつの頭なんて一番交換し…
初めてカラコンをした日のことは忘れられない。鏡に映る自分が蜜妃(みつひ)とお揃いの瞳に…
透き通ったはちみつ色を見ていた。 「花木、グラス空いてんじゃん。 お代わり頼む?」 …
天高く澄み渡り、吹き抜ける風がワイシャツの首筋をさらりと撫でる。九月の朝の爽やかな空気…