松月(ショウゲツ)
こういう想いを大切にしています。
私の奥底に住む彼や友人との会話ログ。彼らは小説の登場人物です。つぶやきで更新。たまに長めの記事。
毎日更新から生まれた小説をまとめました
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本の中で、「自分自身の創造的な心」とされる存在。小さな私の投稿まとめ。
Fセクである前に私はデミセクで、誰かを好きになるまでには長い時間が必要です。その感覚について。
初めてカラコンをした日のことは忘れられない。鏡に映る自分が蜜妃(みつひ)とお揃いの瞳になれたのだから。 蜜妃は愛華の人形だ。幼い頃から一緒にいるビスクドールである。初めてのカラコンは蜜妃のハニーブラウンの瞳によく似ていた。 「目、もともとその色?」 昨夜の飲み会で花木岬に聞かれた時もカラコンをしていた。 「なんだ。俺と同じ色だなって思ったのに」 無愛想な岬の、見たこともない笑顔が何度も頭によみがえる。はちみつ色の瞳を細めていた。 あんたと同じ目にしたいわ
松月「初めて自分で柿むいたの。柿って皮が薄いイメージあったけど、こんな厚いんだ」 岬「作者、それは果肉まで削れてんすわ」
小さな小説マガジンを作りました。 『はちみつカラコン』など、 毎日更新から生まれた小説をまとめてます。 小説は、 更新から一週間後に 有料公開にすることにしました。 『はちみつカラコン』と 対の小説『はちみつカクテル』は 11月27日から有料です。 毎日更新とは別に時間を取って、 大切に書いている作品なので、 この形にしました。 販売価格は100円。 変わるかもしれませんが、 まずはこの価格で。 理由は、 学生の頃の私が お小遣いのうちの100円で買ったとして 満足
→愛華「めっちゃ自己主張激しいやつじゃん。恥ず」 松月「すぐ名前決まって助かったよ。SNSでずっと使ってる名前なんだっけ」 「うん。蜜妃のこと語る人形アカウントでずっと使ってる」 「なんで愛華ちゃんにしたの?」 「愛も華も入ってる名前、ギャルくて可愛いでしょ!」 「確かに可愛い」
→松月「初めてといえば、このnoteはみんな仮名なんだけど、自分の仮名を決めて持ってきてくれたのは愛華ちゃんが初めてなの。『おねーさん、あたしの名前決まった?まだなら愛華にして』って」 愛華「えっ、そうなの!?」→ 仮名の理由 https://note.com/syougetu/n/ndf996cbca857
松月「小説『はちみつカラコン』が書けました。『はちみつカクテル』の後日談で、ギャルの愛華ちゃん視点のお話です」 愛華「作者のおねーさん、おつかれー」 「ありがとう。私と会話ログで話すの初めてだね、愛華ちゃん」 「最近ちょくちょく話すけどね」 「文字にするのは初めてかな」→
→岬「あぁ……そういうことか」 愛華「何のアニメ?よっぽど好きなんだね、その銀髪の子」 「アニメじゃなくてゲーム」 「何のゲーム?」 「知ってどうすんの?」 「気になっただけ。可愛いから」 「吹雪だ。『アイス』第三部のメインヒロインで氷魔法の天才でツンデレ」 「急に早口になんな」
→岬「いや待て。なんで俺がオタクってわかったんだよ」 愛華「オタクって言ったのはごめん。ギャルはうるせえにカチンときただけ」 「いや、オタク呼びは構わねえ。理由が知りたい」 「オタクに誇り持ちすぎだろ。花木、クリアファイルもキーホルダーも何かのアニメの女の子だから」→
→松月「お姉ちゃんの少女漫画読んでた?」 絆「うん。作者さんの本棚、読んだことないのあって楽しい」 「楽しんでくれてる」 内界の本棚には私が今まで読んだ本がすべて収められており、たまに意外な子が意外な本を読んでます。 本棚の記事 https://note.com/syougetu/n/n2d74514ca907
→松月「マグカップにココア注いだらポンッて出てくる妖精のこと!?」 絆「よう覚えてるなぁ、作者さん。読んだん子どもの頃やろ?僕はこないだやけど」 「私の思い出の少女漫画をきーちゃんが読んでる方がびっくりだよ」 「本棚に少女漫画あると読んでまうんよ。お姉ちゃんの影響やな」→
→松月「えっ、何なんだろ?私も知りたい。大学生の世界線でさえ見えるようになったの最近だよね。きーちゃんのことnoteに書きたいなって強く思ったら、ポンッと出てきてくれた感じ」 絆「出方、妖精やん。そういう妖精おったよな?僕、作者さんの内界の本棚でそういう漫画読んだことあんで」→
絆「夏くんとみさちゃんは三人おるって言うやんか、作者さん。僕は?」 松月「もちろんきーちゃんもいる。ただ、世界線によってぼんやりとしか見えてないこともある。アイドルと大学生は見えるし、二人とも話せるんだよね。花街の世界線がぼんやりしてる」 「そっかぁ。その違いって何なんやろ?」→
→アイドルの夏海「仕事モードの時はどれだけ見られても大丈夫だ。好きなだけ見てくれ。そういう仕事だからな。ただし、オフになったら目を合わせられる自信はない」 松月「あっ、そこは花屋の夏海くんと一緒なんだ」 「作者、俺は理想の自分を演じて生きてる節がある。どの俺も根っこは静かだぞ」
→アイドルの夏海「だから、君が興味を持ってくれるのは嬉しい。何か俺にできることはあるか?」 松月「じゃあ虹彩の色を教えてもらえる?」 「虹彩?目の色か。グレーじゃないか?君から見てもそうかな、確認してくれ」 「すごい、堂々と見られて構わないんだ……」 「え?そりゃあ構わないが」→
→アイドルの夏海「あぁ、自信になる。君から見て、俺はまだ魅力的な存在かな?」 松月「もちろん。そりゃそうじゃない?アイドルなんだから」 「アイドルだから魅力的は違うぞ。君が俺に魅力を感じてくれないと筆は力を持たないだろう」 「それはそうかも」 「だから、君が興味を」→
二人目の夏海はアイドル。ミントに例えると、シャープさと穏やかさのバランスが取れたスペアミント。 アイドルの夏海「今日はよく目が合うな、作者。どうした?」 松月「いや、今日も爽やかだなと思って」 「そうか?ありがとう。君はいつも褒めてくれるな」 「そんな褒めてる?」→