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心理学で人の心は読めるのか?
この記事では心理学でできることのすべてを執筆する。たとえば、心理学を習得することで、人の心は読めるのか?
☆☆☆
結論から言うと読めると言えば読める。しかし、何を考えているのかを具体的にすべてが手に取るように分かるわけではない。
会話において、或いは対人関係において、圧倒的に優位に立てるだけである。
片方は心理学を習得したレベル99の大人。もう片方は、年齢的には大人だが心理学を履修していない、言わばレベル1の子供。
これくらいの差が付く科学。それが心理学という学問なのだ。
この記事で私たちは心理学の勉強をすることになる。それに依って、心理学を習得することになる。
まず、この学問では、人間のこころと体は一体化していて切り離すことができないという概念がある。
意識が体を離れ空を飛んだり、意識だけで電車に乗ったり幽体離脱をすることはできない。心は一生体から引き剥がすことができない。
あなたは自分の体、この肉体を離れることはできない。
すなわちこころと体は一体化している。
よって、こころで考えていることは態度として体に現れる。
心理学の理論にアイ・アクセシング・キューというものがある。
注略)厳密には心理学のさらに専門分野、「神経言語プログラミング」の理論体系の一つである。
これはその人が何を考えているのかは目に現れるという理論だ。
私たちのこころと体は一体化し引き剥がせない。よって、こころで考えていることは体の一部に表出する。
眼の場合、こころで考えたことは次のように表出される。
■眼の動きで何を考えているかが分かる(アイ・アクセシング・キュー)
眼が左上を向く:過去のことを映像として思い出している
眼が右上を向く:見たこともない何かを空想・連想している(嘘を付いているときは大抵ここにくる)
眼が左を向く:過去に聴いたことのある音や楽曲を思い出している
眼が右を向く:聴いたこともない音や音楽を空想している(作曲しているときはここ)
眼が左下を向く:こころのなかで自分と対話している(例え…この人は信頼できる人だろうか、この商品はお買い得だろうかなど、心のなかの自分との対話が行われている)
眼が右下を向く:過去に触れたものや感じたことを思い出している
心理カウンセラーやセラピスト、臨床心理士との対話とはこれである。彼らは相手の表情を私たち以上に良く観察しているのだ。
まさに大人と子供の構図であり、そのため相手はあっ!この人、いま眼が右上を向いた。架空の別荘の話なのか。これは嘘だな。
とか、眼が左下を向いているから、私はまだ信頼されていないのか。ではこの言葉を使い信頼関係を構築するか。とか、セールスマンなら、いま葛藤中だからもうひと押しだな。
などと、ある程度こころが読まれているため、会話の主導権をいつも握られるのである。これが知的格差と言うものである。
ちなみに左利きの人は目の動きが逆になるし、無表情でポーカーフェイスできる人もいる。
また、嘘を嘘だと思わなければ眼が動いたりはしない。真顔で嘘が付けるとはこのことである。
ほぼ大多数がこの目の動きをするだけであり、絶対ではないことは覚えておこう。
心理学を習得している人としていない人での相手の表情から読み取る情報量には、圧倒的な落差がある。
よって論文を読み込み、必要な知性はすべてこの記事に纏(まと)めた。
アイ・アクセシング・キューはまだ序の口である。ここからが本番なのだ。
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