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占いの三大ジャンルその②『命占(めいせん)』について
占い師の真(マコト)です。
いつも既読いただき、ありがとうございます。
今日は占い業界における三大ジャンル『命占(めいせん)』についてお話しします。
占い師も、相談者もこの三つのジャンルを知らないことが、占っても効果が薄い、効果が実感できないという占い迷子の最大の原因となります。
【命占(めいせん)とは】
命占(めいせん)とは占い三大ジャンル一つで、生まれつき備わっている超重要な個人情報、生年月日と出生時刻から様々なことを読み解き・判断・鑑定する占いになります。
元々、占いとは超能力や霊能力など特別な力を持たない人間が、神仏や見えないモノと交信・交流すために賜った卜占(ぼくせん)が全ての占いの始まりです。
前回説明をした卜占の有効射程範囲は『今すぐ』〜長くても『1年先位まで』と、短い距離であるため、人間の個人情報を知るには向かない占いです。
その人がどのような人間で、どのような運勢を歩むのか?
長い距離、運気の流れを判断する占いとして、卜占を元に作られたのが命占(めいせん)という占いになります。
【命占でわかること】
≪命占で占える特徴≫
その人の性格
四柱推命と九星気学は十干十二支に陰陽五行を当てはめて性格を判断します。
産まれ持った気質ではありますが、育った環境と本人の努力でいくらでも変える事ができ、努力の方向性を判断するのが四柱推命と九星気学を始めとする命占の極意となります。その人が持つ特徴
性格と同様、十干十二支に陰陽五行を当てはめてその人の特徴を判断します。その人の抱えている問題(因縁・宿業)
因縁・宿業を含む人生に待ち受けている問題は全て今生、解決しなければならない正に『人生の宿題』です。
これを判断するために生み出されたのが四柱推命と九星気学という占いです。
四柱推命では命式という魂の形の中に多すぎる属性・少なすぎる属性が人生課題であることが多く、輪廻転生をする度にこれが偏り、失い、強く、弱くなり、人生で解決をしなければならない宿題になると考えられています。
四柱推命を初めとする霊感・スピリチュアル系の全て占いは『前世がナニだったのか?』を知る術は残念ながらありません。この世の理から外れる行為です。
ある程度の罪の推測は可能ですが「あなたの前世は●●●です」は90%嘘と考えて下さい。
10%はマジモンの占い師は存在していますが・・・
ナニと契約をしてその力を得ているのか?
この世の理から外れたことを知った時、貴方がナニカに支払わなければならない対価を考えると、知らぬが仏じゃないかなと思います。その人の運気の流れ
約10年ごとに運気の流れがあり、訪れる運気によっては10年間安泰に過ごせたり、10年間山あり谷ありの時間を過ごすことになります。
四柱推命と九星気学を始めとする命占の占い師が相談者に応えなければならない最大のポイントです。
これが言えない命占の占い師はヘボか、何度も鑑定に訪れるように誘導をする守銭奴です。
悪い運気は必ず誰しも訪れます。
相談者も良い結果のみを信じるのでは無く、悪い運気にどのように備えるかが同じ生年月日の人でも分かれ目となる最大のポイントです。その人が進むべき道
ディスティープランではありあませんが・・・・
その人が最短で楽に進むめる道が誰しも用意されています。
しかし、自分の性格や技能、やりたいことと必ずしもマッチしているとは限りません。
15年鑑定(2024年現在)をしてきましたが、相談者に向いている仕事は辛い・汚い・臭い・面倒か、簡単には成果が出ない仕事のことが多いです。
質問をされれば「●●さんは、この職業・資格が向いていますよ」
の助言はできますが、助言を聞いて仕事を選び幸せになれた人は10%くらいです。
そのため最近は「ご自分で続けられる仕事・資格を続けて下さい」と言っています。
私たち占い師が出来ることは道を示す事だけです。
何にしても努力して続けることは相談者にしか出来ません。その人が将来的に抱える災難
必ず災難は誰しも訪れます。
その災難に対して如何に早く準備をすることが出来るのかが四柱推命と九星気学を始めとする命占の大事なポイントです。
占い師もこれを応えられなければいけませんし、相談者も目先の幸せを追うのではなく、先々に訪れる災難に対して応えを聞いて準備をしなければなりません。相性診断
例え命占での相性が悪かったとしても、卜占で占った結果が良かった場合は卜占の判断を優先してください。
命占は卜占の下位互換です。
長期的な判断は命占が優位ですが、相性は「今」がもっとも大事です。
『据え膳食わぬ葉男の恥』という諺があるように「今」の結果が一生尾を引くことは先人が様々な書物で証言をしています。
命占で「相性」が悪くても卜占で良い結果であれば、将来に亘って円満な結果になる場合があります。
そのため、占い師は命占と卜占の両方できなければ、どれだけファンがいて、どれだけ本やグッズが売れていても、この世界では二流以下と言われています。その人が今生果たさなければならない使命
3,と同様必ずどんなに運勢が良い人であっても、必ず今生果たさなければならない使命があります。
これこそが、仏教が説く六道輪廻や様々な宗教が説く輪廻転生の確たる証拠と言えます。
これを知り、伝え、良き方向に導くことが四柱推命と九星気学を始めとする命占の奥義となります。
但し、ここまでに何度も何度も何度も口酸っぱく言っていますが・・・
私たち占い師が出来ることは「道を示す事だけ」です。
占いの結果を受け止めて、運命通りに進まない努力をすることができるかどうかは相談者の行動次第です。
≪命占が苦手とすること≫
「今すぐ」の結果を求められる占い
『彼女(彼氏)の今の気持ち』などを占う場合は卜占で占う事をオススメします。占った結果は変化をしない
生年月日と出生時刻の産まれ持った情報が基盤となるため、何度占っても結果が変化することはありません。
相談者の努力と行動のみが運勢を変えることが出来ます。
自分の進むべき道を見失ったときに、四柱推命や九星気学を始めとする命占という占いに尋ねることが占い師との一番いい付き合い方になります。LGBTQは産まれ持った性別
昨今『性別はグラデーション』と言われていますが、命占の世界では自分の性別をどのように認識し、性転換手術をしていたとしても、生まれ持った性別での占うことになります。
そのため、同性同士の相性診断・相手の気持ちについては卜占で占った方が良い結果になるかもしれません。出生地が特殊な環境だった場合は占えないことがある。
人間は産まれ持った土地から加護を受けると言われています。
その加護の正体は出生時刻です。
例えば、海上や飛行機の中など時刻や場所が定まっていない場所で出生した場合、正確な時刻でないため正確な占いをすることができません。
時柱が変わるだけで、大吉から大凶のように極端に悪くなることはありませんが・・・
生年月日だけの判断では、自分にとって良い作用をするハズだったモノが、出生時刻次第で悪いモノに変化をしてしまうことがあります。
また、同じ理論で海外で出生した場合日本時刻に直す必要がありますので、日本時刻に直した生年月日を用意して貰えると占いがスムーズに行う事が出来ます。
【命占の種類】
≪四柱推命≫
春秋戦国時代に鬼谷子という仙人とも鬼とも言われる人物がが基礎となる考え方を伝え、北宋時代に研究された占いが四柱推命です。
そして明初の劉誠意によって完成し、滴天髄という四柱推命の目次的な書物と断易の完成形である黄金柵を残して、この世から消滅させられたと言われております。
黄金柵を元に作られたのが四柱推命で、生年月日と出生時刻に十干十二支と陰陽と五行を当てはめ、その人の産まれ持った性格・能力・抱えている問題・宿命・因縁を判断をする占いが四柱推命です。
四柱推命には易の理論が多く使われており、射程の違いとして考えられています。
四柱推命についてマトメた記事がありますので、詳しくはこちらから御覧下さい。
≪九星気学≫
春秋戦国時代に鬼谷子という仙人か鬼が基礎となる考え方を伝え、北宋時代に研究され、明初の劉誠意によって滴天髄という未完の書物から発生した占いが九星気学です。
不完全な形で継承をされているため、多くの流派や自己解釈を付け加え派生した占いが多いのが現状ですが、相占の理論も吸収しながらよく言えば発展をし続けている占いが九星気学です。
≪算命学≫
四柱推命・九星気学同様、鬼谷子が基礎となる考え方を伝えたと言われています。
四柱推命・九星気学の基礎理論の元となったとも言われていますが、専門外のため、あまりお答えすることが出来ません。
≪数秘術≫
全てのローマ字とアルファベットには意味があり、その組み合わせによって素晴らしい運勢となる文字数字、悪い組み合わせとなる文字数字がありそれを判断するのが数秘術となります。
専門外のため、あまりお答えすることが出来ません。
≪西洋占星術≫
易と四柱推命の関係のように占星術から派生した占い。
生年月日と出生時刻に星座を当てはめて、判断をする半分卜占・半命占のよう占い。
専門外のため、あまりお答えすることが出来ません。
【命占のマトメ】
命占とは自分が抱えている問題(因縁・宿命・運命)を判断する占い
生年月日と出生時刻は最もユニークで魂の情報が刻まれている最も大事な個人情報。
悪い運勢は必ず誰でも訪れる。
災難に対して「どのような準備」をして「する?しない?」を判断するは相談者次第。
命占で占いを受ける、占いをする時の参考して頂ければと思います。
非常に胡散臭い内容ではありますが、間違い無く脈々と受け継がれ、魂の情報を知る手段が命占という占いです。
例題で口酸っぱく何度も言っていますが・・・
若いうちからできる限り早く人よりもチャレンジ・努力することがこの民主主義の国家でうまくやっていくための方法です。
NEXT『占いの三大ジャンルその③『相占』(そうせん)』について』
次回は、『占いの三大ジャンルその③『相占』(そうせん)』について』です。楽しみにお待ちください。
昨今、占い業界は独自の解釈で枝分かれしていった占いが乱立しており、戦国時代と言われています。
そのため「私の相談・悩み事はどこの占いに行けばいいの?」
という診察迷子ならぬ占い迷子状態です。
タロット、九星気学、手相(透視・祈祷は除外)など様々な占いがありますが、お悩みに合わせた占いで鑑定を行わないと殆ど効果がありません。
このnoteでは私が行っている占い四柱推命・五行易・ダウジング(ペンデュラム)を中心に解説し、占い迷子問題を解決したく思い書いています。
最後まで既読ありがとうございました。
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