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【書籍紹介】ベネディクト著『菊と刀』 (光文社古典新訳文庫)
【書籍紹介】
ベネディクト著
『菊と刀』 (光文社古典新訳文庫)
【内容紹介】
恥、義理、恩、礼節――日本人が忘れてしまったものはなにか? そして依然として日本人を突き動かしているものはなにか? 第二次世界大戦中、米国戦時情報局の依頼を受け、日本人の気質や行動を研究した文化人類学者ベネディクト。日系人や滞日経験のある米国人たちの協力を得て、日本人の心理を考察し、その矛盾した行動を鋭く分析した。ロングセラーの画期的新訳。
📖尾崎コメント📖
親から育ててもらった『恩』というものを、日本人はとても大切にしています。
諸外国では親から育ててもらった『恩』というものをそれほど大きなものと捉えてはおらず、『愛』という形で捉えています。
日本に古くから伝わっている『鶴の恩返し』など、『恩』を題材にした書物もたくさん出版されており、『恩』を大切にする道徳規範が、日本人を作ってきたと言ってもいいでしょう。
日本では、育ててもらった恩を親に返す「親孝行」やお世話になった人に恩を返す「恩返し」という概念があり、それが美徳と考えられています。
海外から見た日本、日本人を知り、改めて自らを鑑みるきっかけにしてみると、今まで見えなかった『何か』が見えてくるかも知れません。
Kindle Unlimitedで読み放題ですので、是非ともこの機会にお手にとって見てはいかがでしょうか。
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