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『読書体験を記憶に残し人生に反映する方法』

読書体験を記憶に残す

読書記録と書評

趣味として本を読む、勉強や仕事のために本を読む、生活を便利にするために本を読むーーこの世には色々な本の読み方があります。

様々な本の「読書記録」と「書評」の書き方や、そのヒントを紹介していきます。

「読書記録」はどんな本を読んだか、後から思い返すための「自分のための文章」、一方書評は、読んだ本のどんなところが良かったのかを伝えるための「他人のための文章」です。

どちらもマスターすることで、文章のスキルが上がるだけでなく、読書体験の質も上がります。

是非最後まで目を通し、実行してみてください。


読書記録をつけよう

『ノート』

じっくりと感想をまとめたい。

自分が思ったままに感想を書きたいときは、手書きのノートがおすすめです。


『パソコン』

記録を整理しやすいのが、パソコンの良い所です。

ノートだと時系列の記録しか残せませんが、パソコンだと、題名順、作家順、ページ数順などいろいろな整理の仕方を試すことができます。


『スマホ』

普段から手軽に記録が書ける媒体です。

メモ帳やメールなどを活用しましょう。

気になった時にすぐに読みたい、書きたい人におすすめです。


読書記録のポイント

客観的データを残す

①作者

②訳者

③出版社

④ページ数、巻数

⑤目次

⑥概要


主観的印象をまとめる

①登場人物

②ストーリー

③一人称か三人称か

④タイトル

⑤実生活との結びつき

⑥知識や情報

⑦自分の意見


見た目

装丁、挿絵、写真、フォント、レイアウトなど


これらの主観的印象は、思いつくままに箇条書きにするのもありですし、きちんとした文章にまとめるのもありです。

きちんとした文章にまとめ直すことは、この後の書評の段階で実行に移しましょう。


読書体験をまとめる

この本と出会ってから別れるまでの時間、この間の時間が、本当の読書体験です。

読む前……きっかけと理由

読んだあと……読みきれなかったというのも体験


書評を書こう

読書記録をもとに、書評をに挑戦してみましょう。

書評は読んだ本の良かった部分を伝えるために書く他人のための文章。

他人のための文章であると同時に、自分のための文章でもあります。

本の良さをわかりやすく人に伝えたいと考え抜くことは、自分の文章と読書体験の質を上げるチャンスになります。


考察

読書体験というものを記録に残して、読書記録と書評をというものに頭を使うことにより、心に定着させることができる。

それにより、読書時間を無駄にしないで、もっと人生を豊かにするために活かしていくことができると本書では伝えられている。

読書記録と書評でしっかりと内容を記録に定着させることができると共に、自分の人生に反映させることで、その本を本当に自分の力にすることができるのである。

これからも本を読み、読書体験を記憶に残していこうと思う。


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尾崎コスモス/小説家新人賞の卵
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