【NPO法人 しあわせみかん山】自然栽培を利用し、みかん山の生命力を取り戻したい。


こたつにみかん。あるとついつい食べてしまうみかん。食べ過ぎて指先が真っ黄色になってしまうみかん。

昔からみかんは冬の日本の食卓には欠かせない存在だったように思えます。
そんなみかんに魅せられて、東京生まれ東京育ちの女性が高知県でみかんの無農薬栽培をしています。

彼女の名前は岩間由奈さん。NPO法人しあわせみかん山の代表を務めています。
縁あって、後継者がいない高知県香南市のみかん山を継いだ彼女は、『奇跡のリンゴ』で一躍有名になった自然栽培でみかんを育てることを決意。

自然栽培の第一人者である木村秋則さんのノウハウに感銘を受けたベテラン農家さんと栽培チームを結成しました。

ですが、みかんの自然栽培への道のりは険しいもの。
初年度の秋には1本の木に数百匹(!)のカメムシが集まり、ほとんどのみかんがダメになってしまいました。
かろうじて使用できるみかんをジュースにして、凌いだそうです。

2年目、晴れてみかんを収穫することができました。すごく美味しいと大好評。

そして、3年目。
この年もカメムシが発生したのですが、土壌によってカメムシの被害を受けやすいみかんとそうでないものがあることに気づいた岩間さん。
木村秋則さんの右腕として活躍している、熊田さんをみかん山に招き、サポートを受けながら土の再生プロジェクトに乗り出しました。

そして月一度、熊田さんによるワークショップを開催することになったのです。
実践を兼ねたワークショップはただ土の再生を目指すだけでなく、未来をつくる食の学びでもあると、岩間さんは考えます。

ワークショップをこの先も続けていくためにも、今回のクラウドファンディングに挑戦したのです。

土の中なら畑を変えていこうという壮大なプロジェクトですが、本来あるべき姿で栽培される野菜や果物は格別だと思います。
多くの支援を集め、大成功をおさめました。

【自然栽培を利用し、みかん山の生命力を取り戻したい。】
https://faavo.jp/kochi/project/1596

●問い合わせ先
NPO法人しあわせみかん山代表 岩間由奈さん

●資金の使いみち
ワークショップ講師費用&交通費 60万円
28年度土の再生記録ブックの製作費用 15万円
植樹用苗木購入費 25万円
返礼品費用 10万円







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