あれ?育児簡単だぞ?(パパ育児)
このタイトルだとそこそこ育児中のママから反発があると思いながら書きます。
一時期、我らがママ、一家の中心が入院していなくなる機会がありました。
入院理由は切迫早産の恐れ、なので、今後子どもが生まれる比較的幸せな方な緊急入院でした。
しかしその連絡を受けた時の私は出張中(帰れる圏内なので大丈夫でしたが)かつ、夕方遅め、かつ上の子は保育園!という頭の整理がつかない状況でした。
急いで子どもの保育園に向かい、夕飯の準備!という流れになりました。
細かい悩みはいっぱいありました。
ご飯食べてくれない、寝つかない、など。
でもそれ以上に、『ママは?』という言葉がとても強く心に突き刺さりました。
まさにこのコロナ禍、お見舞いはいけても会えないのです。子どもはこんな現実受け止められるわけもなく、もちろん緊急入院のためお別れもなく。。。
結果的に、生活はタイトル通り簡単でした。
ご飯も作れたし、いつも通り洗濯もできたし、掃除もできたし、むしろ家は綺麗になりました。
でも子どもの気持ちは違いました。
どこかうかない表情、無理して笑っている子ども、
夜寝る前に、ママいなくて寂しいよね?って聞くと、思いっきり泣きました。
子どもに無理させていたんだなぁと、子どもの世話だけを効率良く考えていましたが、そんなの求めていないんだなぁ、と。
もうあんな子どもの顔は見たくないですね。
それまではママを考えさせないように対応していましたが、その日を境にママがいない、でも会いたがっているというベースで話すようにしました。
そうすると、子どもも前向きにママに会うことを考えてくれました。
最終的に、病院でママと子どもが再会した時、今思い出しても涙が出てきます。
我慢した我が子、涙が抑えられない妻、私もこらえきれず泣きました。
こんなにママに依存しているのか、こんなにママに負担をかけていたのか、こんなにもママが全てなのか。
多くのことを学ぶワンオペ期間でしたが、ママの偉大さを知りました。
もちろん、パパ愛、パパの偉大さもあると思いますが、今回は私が感じた出来事を記したいと思いました。
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