太らない電気圧力鍋レシピ【自家製甘酒】
一生太らないカラダを作る食トレーニング研究所長 管理栄養士 木下ともえです。
最近は、何でも電気圧力鍋で作れないかなと考えてしまいます。
以前はヨーグルトメーカーで作っていた甘酒をアイリスオーヤマの電気圧力鍋で作ってみました。
甘酒には米麹と酒粕の2種類があります。今回作る甘酒は米麹で作る甘酒。甘酒いう名前ですが、ノンアルコールです。
甘酒は、麹菌の発酵により、お米のデンプンをブドウ糖やオリゴ糖に変えることで自然な甘味の飲み物になります。ただし、市販の甘酒にはお砂糖が加えられているものもありますので、原材料をチェックして購入してくださいね。
今はいろいろな種類の甘酒が店頭に並んでいますが、アイリスオーヤマの電気圧力鍋のように低温・発酵調理機能がある電気圧力鍋ならば、米、米麹、水の3つの材料で簡単に作れます。
お粥を炊いてから、米麹を加えて、8時間発酵させるので1日かかってしまいますが、発酵温度の管理は電気圧力鍋がしてくれるので放置OK!
8時間って長いようにも感じますが、たった8時間で米・米麹・水だけで美味しい飲み物に変身してしまうことはすごいことだと思います。
甘酒を発見した人はすごい!
と思いながら、飲むとさらに美味しくなりますよ(たぶん)。
太らない電気圧力鍋レシピ【自家製甘酒】
<材料>
米 1合
米麹 200g
水 適量
<作り方>
①米は洗ってから水を切り、電気圧力鍋の内なべに入れて、3合のラインまで水を注ぎ、アイリスオーヤマの電気圧力鍋の場合、手動メニュー→圧力調理→加圧時間3分でお粥を炊く。
②調理が終わったら、圧力表示ピンが下がっていることを確認してフタを開けてお粥の温度を測定する。
③お粥の温度が60℃以下になったら、米麹を加えてよく混ぜる(板状の米麹の場合はバラバラにする)。
④フタをして、手動メニュー→低温・発酵調理→温度60℃・8時間にセットして発酵スタート。
⑤調理が終わったら、フタを開けてかき混ぜてできあがり。粗熱を取って清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
<保存期間>
冷蔵:3~4日
冷凍:4週間
早めに飲み切りましょう。
<ポイント>
*使用している電気圧力鍋は、アイリスオーヤマの電気圧力鍋KPC-MA4です。
*加熱時間や調理モード名などは、メーカーや機種によって異なります。マニュアルや様子を見ながら、調理をしてください。
*米麹は、スーパーで購入しやすい伊勢惣 みやここうじを使用しました。
*このレシピの分量で約1,000gの甘酒ができました。
太らない甘酒の飲み方
最後に太らない甘酒の飲み方について。
甘酒は砂糖を使わない飲みものですが、100mlでエネルギー79kcal。
ちなみに、牛乳100mlは63kcal、無調整豆乳100mlは43kcal、100%オレンジジュース100mlは47kcalなので、飲み物のなかでは高カロリーです。
飲み過ぎてしまうと、エネルギー過多で体重が増えてしまう可能性もありますので、くれぐれも飲み過ぎにはご注意ください。飲み過ぎないように、1回分ずつ小分けにして冷凍することをお勧めします。
動画で甘酒の作り方を見たい方はYouTubeでどうぞ。