怪異・人外・異形などの化け物的存在
怪物
怪異
化け物
人外
異形
そう呼ばれる類の存在が好きです。
人ならざるものって、ただそれだけでとても素敵だなあと思います。
人間では「本質的には絶対に理解できない」という点に魅力を感じますね。
というわけで好きな人外の設定語り。
①完全なる化け物
特に「何を考えているのか分からない」「価値観を理解しえない」「そもそも言葉も通じない」タイプの人外が好きです。
ビジュアルは如何にも化け物! って感じだと良いです。
人間っぽくも動物っぽくもないやつ。
敢えて人間を真似しているけど本当は不気味で醜悪(人間の価値観基準で)な外見とかでも良いです。
「敵意も悪意もないけれど、人間にとって害はある」人外とか最高です。
ホラー作品の中でもクトゥルフ神話作品には好きな異形、神々が多いです。
アトラスゲームの悪魔たちにも好きなビジュアル多いですね。彼らは悪魔会話で意思疎通が出来ます(出来てるか?)が、超理不尽に攻撃してきたりマッカやアイテムぼられたりして定期的に腹立つところが好きです。
妖怪も勿論好きです。
各種神話に出てくる妙に人間臭い神様たちも好きですが、妖怪はもっともっと好きです。わけわかんない奴らが沢山いるから。
あとはクリーピーパスタにもそういった性質のものがたくさんいて良いです。よく調べちゃいます。
それからSCP。これ本当に素敵。サイトが報告書形式になっている点もポイント高いです。
好きなSCPとかいつか記事にしたいです、私がワクワクするから。
②意思疎通が出来る/人間に近づいてしまう
でも、人間と過ごしているうちに人間を学んでしまう人外も好きです。
意思疎通が出来て、まるで人間で、でも節々に人間とは違う価値観が見え隠れしていて、「ああ人間じゃないんだな」と伝わる様なキャラクター。
人間に近づいてはいるけれど、絶対に人間にはなり得ないキャラクター。
具体的に言うと『沙耶の唄』の沙耶とかです。
人外女子は基本的に好きです。先天的でも後天的でも良い。
後天的人外なら人間時代の価値観が失われていたり人間時代の意思が失われていたりすると嬉しいですね。
便宜上女子と称するけれども厳密には性別が無い存在だと尚良いですね。雌じゃなくて良いの。繁殖を必要としない唯一の存在が好き。
③人間っぽいのに人間感が薄い
番外編として、人間/人間っぽいキャラクターでも「こいつ理解できないな、普通じゃないな」と思うと脳汁出ます。
サイコパス系キャラ(シリアルキラーではない)とか。
そこまでではなくても、「あっこいつなんか普通の人間っぽくない」「設定は考察するしかない」ってキャラクターは好きです。
これは具体例として出せるキャラクターが多すぎて出すのが難しいですね。
私が好きな範囲で言うと、『モノノ怪』の薬売りさんとか(彼は人間じゃない気がする)細かい設定が発表されていないし、ミステリアスで素敵ですね。色々な姿形で様々な時代に存在してそう。実際恐らくそれはそう。
以上、好きな人外についての語りでした。
皆さんはどんな人外が好きですか?
話題に出した作品
『沙耶の唄』
初めてプレイしたアダルトゲームでした。ストーリーが素晴らしい。コンパクトなボリュームでしっかりとした満足感のある作品でした。
『モノノ怪』
劇場版楽しみですね。
人生で一番繰り返し見ているオリジナルアニメーションかも。この独特の世界観が大好きです。この絵をこれだけアニメーションとして動かすことが出来るの本当に凄いなあ。技術力だなあ。
『ラヴクラフト全集』
日本人に影響与えすぎ。かく言う私も好き。偉大なる存在というのは人間には理解できなくて良いんだ。
アトラスの悪魔が出てくるゲームは多すぎるので省略。
心惹かれるデザインの悪魔も多すぎる。天使のメカメカしいデザインも好きだし、可愛さのかけらもないスライム好きだし、正統派美しいマーメイドも魚部分が太ももの真ん中あたりからだったりするところが良いし。
『SCP財団』
SCPの報告書を読むこと、大変好きです。
一時期激ハマりして、暇な時間はそれしかしていなかったことがあるくらい好きです。
特に「詳細な説明が微妙にない」ものとか、「日常生活の中に当たり前のように怪異は存在する」ことをにおわせてくれる記事。
万能鳥餌とかとても好きですよ。