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『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(川内有緒著)は、私(以下評者)の周囲ではとても…
はじめに筆者は2017年11月にツイッターアカウント「新聞書評速報 汗牛充棟」を開設しました…
王朝の存続のための”合理的”システム2022年に全国5紙(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日経新…
はじめに筆者は2017年11月にツイッターアカウント「新聞書評速報 汗牛充棟」を開設しました。…
2022年の5紙制覇本2022年に全国5紙(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日経新聞、産経新聞)すべてに書評が掲載された書籍2冊のうちの1冊です。もう1冊は『ハレム』。 <正しさ>をめぐる家族の群像・相克劇「アイデンティティー・ポリティクス」や「トライバリズム」(部族主義)という言葉が、社会に相互理解よりも分断をもたらすという文脈で、欧米社会では語られることが多くなりました。 同じ国民、同じ市民、同じ住民という共通する部分への対応よりも、性別や肌の色や性愛の指向や出身国な