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仏陀

今日は特に書きたいことがない。
書きたいことがないけど、何か書くと決めているので何か書こうと思う。
いつかブログで書こうと思っていた内容です。

原始仏教にて仏陀は「諸法無我」を説いているとされている。
「自分なんて無いよ」ってことだって。
「諸法無我」については色々な人が様々な解説していると思う。お坊さんや仏教の研究者、熱心な信者さんや国が違っても解釈が違っていそう。宗派でも違うのかな??知らんけど。

私は思うんですよ。
仏陀も普通の人間だったわけです。
ある時、菩提樹の下で「あれ?僕、気づいちゃった!!」と悟りに至ったんでしょうね。
でもね、ちょっと地に足をつけて冷静に考えたらわかると思うんですが、突然「私なんて無いんだよ」ってなりますかね??

「諸行無常」「一切皆苦」「涅槃寂静」は色々と調べて洞察して、なるほどってなりました。
で、「諸法無我」も私の見解だと「自分への執着はない方が行きやすいですよ」ってことだと思うんですよ。(その教えもあるんでしょうけど)
仏教は仏陀を神格化とでも言いますか、人間の域を超えた感じで崇めてるでしょ。
まぁ仏教に限らず、宗教ってそんなもんなんでしょうけどね。

だから私はね、仏陀は古代ギリシャ哲学のストア派の哲人や老子や孔子と同じだと思うんです。
仏陀も「このように考えなさい。このように生きたら楽ですよ」と言っていた哲人だと思ってます。
「輪廻転生」とか「極楽浄土」とか、ちょっと受け入れ難いんですよね。だから仏教をスピリチュアル系メルヘンだと思っていました。空想ファンタジーとしては面白いんですけどね。ま、方便ですからね。

「哲学」の視点から解釈する「釈迦仏教」は、とても受け入れ易いです。
「人生とは?」「幸せとは?」しっかり良いこと言ってますよね。最高の哲学だと思います。

2,500年かけて捻じ曲げられた仏陀の教え。
とても残念に思う反面、微かでも残っていてくれた仏陀の教えに触れられて嬉しく思っています。

齢46歳にして、
仏陀の偉大さがわかった気がします。

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