臨時休業の事業者が準備しておくべきこと【休業要請に協力した支援金等】
こんにちは、かにソムリエの宿澄風荘のWeb担当者です。
このnoteでは事業者向けの情報を発信していきます。よろしくお願いします。
兵庫県の経営継続支援金
新型コロナウイルスの感染予防のため臨時休業や時短営業をされている宿泊施設や飲食店も多いと思います。
兵庫県では「新型コロナウイルス感染症にかかる休業要請などに応じた中小法人及び個人事業主に対し、経営継続支援金」が制度設計されているところです。まだ確定ではありませんが、申請が開始されたときにスムーズに申請できるよう休業中にしっかり準備しておきましょう。
対象の事業者
対象条件(ア) (1) 特措法に基づく休業要請
(2) 特措法に拠らない協力依頼
(3) 営業時間の短縮要請
対象条件(イ) 令和2年4月の売上が、前年同月比50%以上減少
(ア)(イ)ともにみたす個人事業主、中小法人が対象です。
※県が休業要請等を行っている対象施設:https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/coronakyugyouyosei0413.html?mode=preview
支援額
個人事業主:50万円
中小法人:100万円
但し飲食店及び旅館・ホテル は15万円 (個人事業主)30万円(中小法人)です。
なぜ飲食店・旅館・ホテルは少ないのか…どうも飲食店などは営業の自粛ではなく時短営業の要請なので儲けられるでしょ、ということらしいです。少々納得行きませんし、焼け石に水な額ですが、利用できる制度は正当に利用しましょう。
申請に必要な書類
まだ未確定ですが、以下の書類が必要となる可能性があります。事前に準備しておきましょう。
〈注〉以下の書類が必要になる可能性がありますので、あらかじめご準備下さい。
(ア)業種が分かるもの
例:会社パンフレット、ウェブサイトのコピー、定款など
(イ)店舗などの床面積が分かるもの
※一部の業種に限ります。
例:賃貸借契約書のコピー、土地の登記事項証明書など
(ウ)平成31年(2019年)4月(前年同月)の売上が分かるもの
例:前期決算書、確定申告書など
(エ)令和2年4月の売上が分かるもの
例:売上台帳や試算表等の帳簿類
(オ)休業要請期間(令和2年4月15日~5月6日)に休業していることが分かるもの(※)
※飲食店は営業時間短縮を行ったことが分かるもの
例:休業、時短したことを示す店頭の張り紙の写真、ウェブサイトのコピーなど
準備しておくべきこと
・(ア)業種が分かるもの→法人の場合は定款、個人事業主は営業許可証のコピー、店舗の公式サイトのコピーなどを準備。
・(イ)店舗などの床面積が分かるもの→店舗が持ち家の場合は店舗の不動産登記簿謄本を取得、賃貸の場合は賃貸借契約書のコピー。
土地・建物や法人の登記簿謄本(登記事項証明書)はオンラインで請求できます。この時期わざわざ法務局の窓口に行く必要はありません。
1.登記・供託オンライン申請システムのホームページ へアクセス
2.申請者情報を登録
3.ログインしてかんたん証明書請求へ
4.必要な情報を入力して送信
5.電子納付
手数料はインターネットバンキングの他、Pay-easy(ペイジー)マーク表示のあるATMから払えます。ATMを利用した納付方法
(ウ)平成31年(2019年)4月(前年同月)の売上が分かるもの→2019年分の確定申告の決算書や法人決算書
(エ)令和2年4月の売上が分かるもの→2020年4月の売上帳、会計ソフトの総勘定元帳や仕訳帳、Excelでつけたものでも良いと思います。
(オ)休業要請期間(令和2年4月15日~5月6日)に休業していることが分かるもの→店頭に貼った休業のお知らせ掲示の写真を撮っておきましょう。公式サイトにも臨時休業のお知らせを貼っておきましょう。
自由に使える「臨時休業のお知らせ」画像素材
無料でご利用いただける「臨時休業のお知らせ」の画像素材をご用意しました。黒枠に休業期間と右下に店舗名を書き込んでお使いください。
サンプルの記入例:
ダウンロード素材:右クリックで画像を保存して下さい。
公式サイトの更新ができないという事業者さんへ
ホームページの制作会社に任せきりでサイトの更新ができないという方はブログやSNSでお知らせを掲示することも可能です。ブログと公式サイトのお知らせ欄がRSS連携している場合、ブログタイトルに「休業期間、臨時休業する旨」を入れて記事をアップすることで、公式サイトに臨時休業のお知らせを載せることができます。
できたら制作会社に相談して公式サイトにお知らせを掲示してもらった方がいいです。
※新温泉町の事業者さんは無料でホームページの更新お手伝いできます。詳しくはinfo@syofuso.comまでお問い合わせください。
新型コロナウイルスの問題がいつまで続くか、自粛がいつまで続くか先行きが見えない不安な状況です。休業を余儀なくされている間こそ「今できること」を見つけて一歩ずつ準備をしていきましょう。
ブログや公式サイトを見直したり、SNS活用に取り組んでみるのも「今できること」の一つです。不安定な状況のなか、「情報発信」は重要です。営業を再開した後、スムーズにお客様に告知できるためにも日頃から情報発信には努めていくことをおすすめします。
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