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冬の夜中に福しん 【アドベントエッセイ(357/365)】
早いものでクリスマスまであと8日を切った。
どこよりも早いアドベント企画、357日目は「福しん」の話。
仕事を退勤してから少し休憩し、そのまま仮眠を取った。
21:00くらいに目覚めてから、1時間半くらい残った仕事に取り組み、23時くらいに遅めの夕食を食べることにした。
我が家は住宅街の中にあるから、夜中の外食の選択肢は限られている。仕事をしながら、今日は「福しん」に行くと決めていた。
福しんはチェーンで、ラーメンとか定食とかが置いてある大衆食堂的な存在。
福しんの良いところは「期待を裏切りも超えもしない」ことにある。
味・値段・ラインナップとそのどれもが美しく平均点ピッタリという感じで、何を食べても「普通に美味しい」。めちゃくちゃ美味しいのではなく、「普通に美味しい」という絶妙なラインだ。
だから、夜中にお腹が空いたけど、コンビニ弁当とかよりはちゃんとしたものを食べたい、という時にちょうど良い。夜中が良い。
しんしんと寒い道を歩いた後に、暖色のライトで照らされた店内に入ると、肩の力が抜けてお腹が空く。
約束されたクオリティのレバニラ定食を食べて、大満足でまた寒い道を帰る。
近くに福しんがあって良かったなと思う。