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takeo_yamamoto
茨城県桜川市の「筑紫小規模多機能センター」が2856万円不正受給で指定取り消し
茨城県桜川市は「筑紫小規模多機能センター」(ショート3室・㈲大木薬局運営)が介護報酬約2856万円を不正に受給していたとして、小規模多機能型居宅介護サービス事業所指定を取り消す行政処分を行ったと発表したとのこと。
桜川市介護保険課によると、同社は2019年12月~24年11月、同センターを稼働していなかったにもかかわらず、4人(この4人は同一敷地内のデイの利用者と言われています)の利用者がいるかのように偽り、介護報酬を不正請求するなどしたといいます。
この事業所の介護事業所・生活関連情報検索(2023年10月25日付け)によりますと、介護職員常勤2人、非常勤5人、常勤換算数4.8人ですが、利用者は3人しか登録されておりません。事業開始は2011年04月01日ですが・・・どうなっているのでしょうか?
同一敷地内に「大木薬局 筑紫デイサービスセンター」(定員24人)が併設?されておりますが、こちらの利用者も要介護者だけですが16人(2023年10月25日付け)しかおりません。
そもそも、利用者が集まっていないようです。
さらに、㈲大木薬局は居宅介護支援事業所、居宅療養管理指導事業を運営しているようですが介護支援専門員は兼務で常勤換算数0.8人しかおりません。
さらに、15戸のサービス付き高齢者向け住宅(2013年4月開設)を経営しているようです。
手広く高齢者向けビジネスを展開しているようですが利用者の獲得がうまくできていないようです。