山梨県立「青い鳥老人ホーム」が虐待で行政処分
山梨県は、笛吹市にある「県立青い鳥老人ホーム」で介護職員(男性・40歳代)が入所者に対して虐待を行ったとして、介護保険法の人格尊重義務違反で来月から3ヶ月間の新規利用者の受け入れ停止という行政処分を決定しました。
県によりますと、今年7月、介護職員が夜勤帯に、被害者が夜中に何度も起きてベッドから降りようとすることに腹をたて、入所者の髪をわしづかみにする、顔を叩く、暴言を吐くなどの虐待をしていたとのこと。
被害者は軽いけがをし、この介護職員は7月に懲戒解雇となっています。
この県立青い鳥老人ホームは、老人福祉法に則った盲養護老人ホームで、65歳以上の視覚障害者が居宅での生活が環境的または経済的な理由で困難な場合、市町村の措置により入所することができる施設です。
この施設は山梨県から委託を受けての社会福祉法人「山梨ライトハウス」(甲府市)が指定管理者となり運営しています。
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