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永住権剥奪法に反対する若い世代

 永住許可取消し反対連絡会の深澄美琴さん(仮名)の次の指摘はとても鋭いと思います。

「『社会の役に立つか』『労働力として使えて経済成長にとって必要か』といった優生思想やレイシズムに根差した軸で、人間として扱われる『型』が国によって決められてしまうのは、とても怖い眼差しではないでしょうか」


國﨑万智(Machi Kunizaki)
2024年05月20日 「政治から目を逸らさせるためのスケープゴート」永住資格取り消し制度、若い世代からも抗議の声

 今回の入管難民法改悪は外国人にとってだけの問題ではなく、日本人も含めた、基本的人権の問題、優性思想の問題、経済至上主義の問題、レイシズムの問題だという指摘ではないでしょうか。

 永住許可取消し反対連絡会は『永住許可を取り消す法改悪に反対する声明文』を発表していますが、この声明文では今回の入管難民法改正法案は「直球のレイシズムと優生思想」だと断じています。
 論点がとても整理されていて、わかりやすい声明文だと思いました。
 多くの人に是非、読んでもらいたいです。

 入管難民法改悪は日本の民主主義、人権の脆弱性や差別意識、歴史観などが総合的に問われている問題なのではないでしょうか。

 この入管難民法改悪について、noteに掲載した文章を再掲載しておきます。


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