見出し画像

大阪市が給付金不正請求等の4事業所に約3億円の返還命令と指定取り消し処分

 大阪市は、介護サービスの提供記録を偽造するなどして給付金を不正に受給していた事業所の4つの運営法人に対し、約3億円の返還を求める処分を決めました。対象となった法人は「合同会社大きな木」、「合同会社ライン」、「合同会社CoCo」、「一般社団法人みらい」です。

  • 「大きな木」は訪問介護と障害者の就労支援で不正受給を行い、約1億4700万円の返還が求められています。

  • 「ライン」は訪問介護とグループホームで不正受給を行い、約8300万円の返還が求められています。

  • 「CoCo」は訪問介護で不正受給を行い、約4600万円の返還が求められています。

  • 「みらい」は障害者の就労支援で不正受給を行い、約2000万円の返還が求められています。

 大阪市は、事業者の指定の取り消しなどの処分も行う予定で、利用者への影響を最小限に抑えるため、他の事業者への引き継ぎを求めているのことです。

 上記の4つの法人の内、介護サービス大きな木、介護サービスライン、介護サービスCoCoは代表者は異なるものの、住所が大阪府大阪市西成区天下茶屋一丁目29番23号 みらい101、みらい102、みらい103となっています。同じ建物で部屋だけが違うようです。

大阪府大阪市西成区天下茶屋一丁目29番23号

 この3法人への大阪市の行政処分については以下の大阪府の『介護保険事業者及び障がい福祉サービス事業者の指定の取消し並びに介護給付費の返還請求について』(2025.01.31)をご参照ください。
 かなり悪質です。

 一般社団法人みらい等の障がい福祉関連の行政処分の詳細は以下をご覧ください。

 一般社団法人みらいにはホームページがありました。



いいなと思ったら応援しよう!