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茨木市が社会福祉法人「とんぼ福祉会」を行政処分

 大阪・茨木市は、市が設置した「障害者生活支援センターともしび園」の指定管理者である社会福祉法人「とんぼ福祉会」に対して指定生活介護の指定を取消(2025年3月31日)とする行政処分を行うことを発表しました。

 茨木市によると「とんぼ福祉会」は、利用者に対するサービスの提供にあたり、職員により実施した入浴介助において、熱傷を負わせたこと。また、運営法令で義務づけられている生活介護計画を適切に作っていなかったことなどを行政処分の理由としてあげています。

『指定障害福祉サービス事業者の指定の取消処分について』令和6年 11 月 19 日(火)

https://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/85/tomoshibi_revocation.pdf

 さらに、市は生活介護計画を適切に作らないまま、サービスを提供していたことが確認されたとして、市は平成 31 年4月から令和6年3月までの5年間に法人に支払われた介護給付費1億6700万円余りは不正受給にあたるとしています。

 一方、社会福祉法人とんぼ福祉会は、「生活介護計画は作成していて、過去の市の指導でも作成手続きに問題はないという評価をもらっていました。市の処分は不服で、代理人と相談して今後の対応を検討していきます」とコメントしているといいます。


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