大巡礼期間中1,300人余りが死亡
イスラム教の聖地メッカを訪れる大巡礼(ハッジ:Haji)で今月1300人余りが死亡する事態をもたらしているとBBCが伝えています。
この大巡礼はイスラム教徒の義務とされ、経済的、肉体的に可能であれば、一生に一度は行うべきとされているもので、サウジアラビアによると、今年は約180万人が参加したとのこと。
今年の大巡礼は6月14~19日に熱波の中で行われ、サウジアラビアの国立気象センターによると、メッカの気温はこの間、最高51.8度まで上昇したといいますから想像を絶します。
この異常な気温はやはり地球沸騰化のせいでしょう。毎年、異常気象といっていますから、気候危機はかなり進行してしまっているような気がしてなりません。
斎藤幸平さんの『人新世の資本論』を是非、多くの人たちに読んでもらいたいと思います。
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