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福岡県のヘルパーステーション山桜、訪問看護ステーション山桜が指定取り消し

 合同会社「里櫻」(福岡県遠賀郡水巻町:代表社員 三原七重 三原仁志)が運営するヘルパーステーション山桜(訪問介護)と訪問看護ステーション山桜(訪問看護)が1500万円近くの介護報酬を不正に請求していたなどとして、指定取消の処分を受けました。

 「里櫻」はシェアハウスも運営し、入居者に訪問介護や訪問看護サービスを提供しているといいます。入居者の囲い込み戦略なのでしょうか?

 福岡県及び北九州市の行政処分の詳細は以下をご参照願いますが、「里櫻」は、かなり杜撰ずさんな運営をしていたように思われます。

  1. 人員基準違反(法第77条第1項第3号)

  2. 運営基準違反(法第77条第1項第4号)

  3. 不正請求(法第77条第1項第6号)

  4. 提出命令違反(法第77条第1項第7号)

  5. 検査の拒否・虚偽説明(法第77条第1項第8号)

  6. 法令違反(法第77条第1項第10号)

 以下の「NPO法人地域医療連携団体.Needs」の記事を読みますと、この里櫻の経営者は善意に溢れ、より良い介護、より良い介護事業所を目指して事業を始めたと思います。

 三原さんは 幼少期より医療福祉の道を志されました。ヘルパーステーションを設立されるまで約20年間 福祉の道で働く中福祉に対して様々な想いがあったようでそんな中、自身で設立したヘルパーステーションは「普通は○○ですよね、、」とよく人が例え話で自分の価値観を話すことはせずにその人を しっかりと知りその方の 人生を尊重する。といった理念のもと 運営されており本当に素敵だと感じました。
 また離職率の高い現場において福祉の仕事を志した方、働いている方は楽しさを知らぬままやめて欲しくない。と笑顔で真剣に話されており大変学び多い1日となりました!魅力溢れる 三原さんとの1時間はあっという間に過ぎまして高齢者向けのシェアハウスも開設されたようなので近いうちに遊びに行きたくなりました。皆様も是非、遊びに行かれて下さいね!

ラジオ番組 NPO法人地域医療連携団体.Needs

 ヘルパーステーション里桜はとにかく明るい事業所!介護という枠組みを超えて、人と人との繋がりや、笑顔の共有を大切にします(*^^)v
 ご利用者様と共に、泣き、喜び、悲しみ、何気なく過ぎていく日々を私たちと共に素敵な毎日へと変えていきましょう!

ヘルパーステーション里櫻

 このような理念、意欲、やる気に支えられて事業所を設置運営してきたのに、なぜ指定取り消しになってしまったのか知りたいです。
 悪意が無ければ普通は指定取り消しにはならないと思いますが・・・提出命令違反や検査の拒否・虚偽説明は経営者の姿勢が問題視されていまします。
 やはり、介護事業を経営するとなれば、意欲や介護能力、善意だけではなく、経営実務、経営能力も不可欠だということでしょうか。
 考え込んでしまう事件です。



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