全身の促通が一気に?ショルダーブリッジの臨床応用!!by Synergist Labo
こんにちは!
なんだか暑くなってきましたね。
本日執筆させて頂くのは
アーティキュレーティングショルダーブリッジ(長いので以下ASB)
です。
このエクササイズも非常に汎用性が高く有用です。
ただのHip Upのエクササイズだと思われている方もいらっしゃるかも知れませんが、とんでもないです。一つ一つの意味を咀嚼し、それを実際自身で意識しながら行ってみると10回で汗が出てくるほど難しく、ある意味ハードなエクササイズとなります。
脊椎疾患、股関節疾患、膝関節疾患、上肢疾患脳卒中etc…
どの疾患にも幅広く適用できるエクササイズとなりますので、是非マスターして実践していきましょう!(^O^)
①股関節のフォースカップル
股関節の屈曲・伸展には骨盤の前後傾が生じます。
ここで理解すべきは、
股関節の機能的な運動は、大腿骨のみでは生じない点です。
そのため、股関節運動に特に関連深いのは、骨盤の前後傾フォースカップルだと言われています。
簡単に語句を整理しておくと、、
こんなところです。
フォースカップルのもう一つの機能としては、運動関節軸を常に一定に保ってくれること。です!
これは、非常に重要な考え方で
例えば、股関節の屈曲運動をする。
この時に、
骨盤がぐらぐら前後傾してしまう状態だったとする。
さて、どうなりますか!!!!
会員の皆様であれば、
股関節の適合性については完全に理解できていると存じます!笑
そうです。
こんな状態になりますね(^-^)
関節運動のおさらいですが、
関節は必ず凹凸の法則に従うことになります。
すなわち、関節運動は軸となる点(関節窩etc…)と可動する点(関節頭etc…)が必ず存在します。
先ほどの話に戻りますが、
骨盤がぐらぐらな状態で股関節屈曲をすると?
大腿骨頭が、関節窩のある寛骨に対して押し付けられることなく運動を行う為、安定性やパワーを欠いた状態で動作をしなければならなくなります。
支持する点を失った股関節は、どうなる事が予測されますか?
そうです。
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