自分は「何者なのか?」自問自答してみる。
タイトルの通り、自分は何屋さんなのか?と考えたときに、
パッと思い浮かぶのは呼吸なのですが、
なぜ?と聞かれると答えに困るのです。
なぜかというと、すごく広く曖昧な答えになるからです。
それは「自分で自分のことを知るため」
それを僕は整形外科的観点、スポーツ医療的、神経学観点からアプローチするわけです。
例えば、慢性的な肩こりと、さっき捻挫した足首って全然違うように思えます。
ですが、僕からしたら同じことなのです。
なぜ?どうやって痛めたのか?
生活にどんな支障があるのか?
痛める前と後で気持ちの変化があるか?
正直、痛みをとる、とか緩和するなんて、難しくありません。
できないなら、未熟か、難しい症例か、とかそんな感覚。
(複雑骨折とか関節の脱臼とかはそもそも僕のところでなくて、救急の担当ですからね。餅は餅屋ってやつ)
唯一、難しいとしたら、こちらの話に一切耳を傾けない人。
ですかね、こちらは知識、技術、これまでの臨床経験から、
その人の悩みに必要だと思ったアドバイスをしているので、
そもそも従うつもりがなければ「なんで来たの?」って話です。
ラーメン屋に行ったのに、美味しいピザが食べたい!って注文したら、多分追い出されます。同じよ。
「ここが痛いから痛みを取ってほしい」みたいなことね。そうするかを決めるのは私。
ヒアリングの中で、その人の人間性、社会的環境、生活環境、思考性を捉えて、
あえて「痛みを取らない」場合さえあります。
「痛くなーい!わーい!治してもらったー!明日からいつも通り過ごすぞー!」って馬鹿者がいるからです。
これまでの生活の結果が、今の体の悩みや痛みを生み出したのだから、
自分の生活を何も変えなければ同じことの繰り返しです。
そういうタイプの人を、丁寧に呼び戻して、理解してもらおうなんて思えるほど、
人間的にできていないので、ごめんなさい、放置です。
なので、基本体を通した説教です。きついやつ。
呼吸にこだわる理由
話を呼吸に戻しますが、人間は一日2万回呼吸しています。
空気を取り込むことで、人間は生命活動を維持することができます。
「は?何言ってんだ?当たり前だろ!」って思うと思うので、
伝え方を変えます。
「一度でも、適切な呼吸の仕方、呼吸の量を気にしたことがあるか」です。
普段我々が物理的に体内に取り込むものは、食べ物、飲み物、そして空気。
この中で、食事や水分補給に関してはいろんなメディアで情報発信をされていますが、
空気に関してはどうでしょう?
まぁ、気にする人は少ないでしょうね。
呼吸している限り、人間の体というのは文字通り動き続けています。
横隔膜も、肋骨も、腹筋も動き続けています。
でも、この呼吸の動きが適切でなかったら?
腹筋ではなく、もっと疲れやすい肩の筋肉が動くように間違って呼吸してしまっていたら?
様々な体の不調になるかと思います。
さらに掘り下げると、自分の呼吸って普段当たり前にしてるから、
なかなか向き合うことってないんです。
もっと言うと、体質によって合う食べ物があるように、
その人の体の特徴によって、適切な呼吸も変わってくるわけ。
呼吸のために脚のエクササイズとか、腕のストレッチ、とか必要の場合がある。
そこを適正化するのが、僕のセッションになるんだけど・・・
で、出てくる疑問が僕何屋さんだっけ?って。笑
そんなことをここ数日考えてました。
答えをこれからも探していきます!笑
ではでは!
生涯修行