『春の遠足』Ⅰ. 2 濱松哲朗 2018年12月18日 19:26 ¥500 単色刷の街紫陽花を今年は何処で見るのだらう単色刷の街に暮らして自販機の灯りも消えて永眠の似姿として空き缶の山側溝に投げ棄てられし傘の骨明日には緋き錆となるべし暗がりにアンテナのみが光りをり異国にあるといふ自爆テロ米茄子のみづみづしさに刃は沈みそれは能面のやうな白色浴槽にわたしがこぼれゆく夜の近接未来形の切実気づいたら壁際にゐる重さかな足の先から日付は変はる ダウンロード copy ここから先は 2,132字 この記事のみ ¥ 500 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 1,500 各章500円で単体でも購入可能ですが、「誌上歌集版あとがき」「マサラタウンと松野家」「ひまわりの国――『春の遠足』拾遺」はマガジン購入するとおまけとして読むことができます。 未刊歌集『春の遠足』 1,500円 濱松哲朗の未刊歌集『春の遠足』(2015年・第3回現代短歌社賞次席作品)を公開します。2009年から2014年にかけての約900首から30… 購入手続きへ ログイン #短歌 #現代短歌 #歌集 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート