ルーツを語れる人間か、ルーツを乗り越える人間になろうぜ
※ところどころ誤解を招くような文になってる。これはよくない。時間ある時にめちゃくちゃ内容変えるかもしれません。すみません。
忙しいので内容うっすいですが…
この間映画を観た。何の映画かはひみつ。強いて言えばドキュメンタリー。(とある人の生涯を見てきた)
彼の生き方、作品に出会えてとてもよかった。
その一方、いろいろあって日本語での情報を得ることが困難。
そんな人。
でも教えたくない。w いじわるしてすみません。
映画ご覧になった方はタイトルでなんとなく分かると思うw 確かザ・バンドの方がおっしゃってましたよね。(間違ってたら教えてください…)
とにかく日本語の情報がない、本とかもない、なぜかnoteにはかなりある(野生?の音楽好きな方、リスペクトだ)みたいな感じなので、とりあえず映画終わって、出てきて、ぐあーっとメモしたのがこれ。
ちょっと名前でとるがなw 26日までです。迷ってる方は有給取るなり学校やバイトをばっくれるなどして今すぐチケ取ることをお勧めします。
私は某国行ったことないのであまりピンとこないのですが、彼はめちゃくちゃど田舎出身。みんな言うてはったのでおそらくそう。
ど田舎だけど、いやど田舎だからこそ、手動かしてちゃんと働いている「本物の人間」たちがいて、彼らが仕事の合間やちょっとしたパーティーでやるのが「本物の音楽」。そんな場所。他の人追ってても出てくる。
田舎とかそういうの関係なく強い土地。
これは余談だし個人的な強めの思想ですが音楽は横じゃなくて縦に辿るべきだと思う。
彼はそんな故郷を愛していたし、その場所の音楽がどういうものか心で、頭で、体で理解していた。そして、音楽の才能があった。楽譜が読めないのにメロディが降ってきて…ひらめいてから、15分くらいで一曲完成させてしまうと。元の曲が素晴らしいので編曲もスムーズだったと。
ただ、「本物の人間」というところにつけ込まれて、他の人が作ったことにされたり、勝手に知らない人に曲歌われたり、黒人の方たちと一緒に上手くお仕事やれてたのにそれが気に入らない白人側(というべきかなと個人的には思う、この話は…)の人たちに危ない目に遭わされたりして、逃げた。彼は逃げて、逃げて、逃げた先でも利用されて、どんどん人間不信になって、大◯に頼るようになってしまって、最終的には故郷に帰って、ライブも作曲もやめて、引きこもってしまった。
ただ、彼のことを知る人たちはみんな、彼が「本物の人間」ということを知っていて、ときおり(彼の機嫌次第ではあったりしたみたいだけど)家を訪ねて一緒に音楽で遊んだりした。その頃の音源は一応ちらほらあるけど、売ってくれるレーベルがなかったと…
キャリア後半では本当はライブをやりたかったみたい。実際フェスや、彼へのトリビュートフェスでも演奏する予定が組まれてて、でも、やっぱり怖くなってしまって、(周りから見ると)ドタキャン…
でもフェスが始まる直前にやっぱり出たかった(意訳)と電話がくる。
そんな調子で―結局ライブ出演は宣伝文句の通りラストワルツが最後、になってしまった。
晩年は大事に育てた自宅が火事に見舞われて、引っ越した先の綺麗な海岸沿いの町でもハリケーンに見舞われて…それでもいつもの生活は変えず、作品は世に出ず―出さず。
ある日倒れてしまって、みんなが救急車を呼ぼうとしたのを「いい、いい」と止めてベッドに横になって、そのまま…これが彼の生涯。(めっちゃ雑です…)
宣伝文句に「シャイ」とあったけど違うと思った。
彼は「シャイ」にさせられたのと、「シャイ」に見える人にはそう見えるだけだと思った。
彼には名誉が必要なかったし、彼も求めていなかった。美しい人だと思った。私も彼のことを「本物の人間」だと思った。「本物の人間」の生涯を観た、そんな気持ちだった。
なんとなく…ということで大変申し訳ないのですが、日本生まれ日本育ちの人に「あなたのルーツは?」と聞くとうーん…となってしまう気がする。
ルーツ…起源。
私の起源は…知るのがすごい遅かったけど「ちょっと変わった脳を持っている」ことに尽きると思う。周りの人と、おそらく、かなり違う世界を見ている。それがSyの出発点だと思う。知るのめちゃくちゃ遅かったんですけどw
とにかく、彼のように、自分はまずどういう人間なのか?というのを語れるようになっておきたいと強く思った。
突っ込んだ話をすると「親が碌でもなくて苦しい子ども時代だった」「親はいい人だったけどちょっと辛い目にあった」みたいな起源がある人も…いると思う。
多分そういう人たちは、「残念ながらこういうことがあった、でも」を語れるといいと思う。
でもっていうのはこの場合だと、辛いことがあったけどそれはそれとして、という感じで、過去と自分を客観的に見ることができているということだと思うので…なんか変なこと言っていたらすみません。
そんなことを思いました。
雑に書いたのでめちゃくちゃ間違ってるところとかあったらすみません…さっきも書いたんですが26日までなのでお早めに。
彼はもうこの世にいないけど、一日も早く正当な評価を受けてほしい。
音もいいけど詩がほんと良いです。シンプルにバーンと言ってくれるの、自分も好きです。
映画で否定されてた、まあサカナ◯ションみたいななんかむずかしかったりコンピュータ使ってたりするのも好きなんですけど…(言い方な)
ちなみにこの映画やるっていう情報は私が自分で見つけたんですけど、後日確認したら父親が好きな方面にがっつり根ざしているものだった。
サ◯ナとか、最近ハマってるRadioheadなどからは少し遠めの音楽だけど、自分で見つけられたということは多分胎教かなんかで鍛えられてたのかもしれません(?)ルーツってもしかしたら親に聞いて初めて分かるとかあるかもしれませんね。ディグっていこうぜ。(親ほんと無理という方も多いと思うので無理を強いることはしません)
(私は思春期の頃サ…が大好きで、というかむしろ崇拝みたいなことをしていた。危ないファンだったのであまり語りません)
内容薄くてほんとすみません。
おわります。