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新嘗祭ご奉奏
新嘗祭ご奉奏。
勤労感謝の日の今日、朝10時より新嘗祭を斎行いたしました。
— 白笹稲荷神社 公式 (@Shirasasa_Inari) November 23, 2024
巫女による豊栄の舞の奉納や、真琴(瀧里しひな様)、太鼓(佐藤晃弘様)の奉納演奏もあり、心のこもった充実した祭典になりました。
また今日は下弦の月です。
「新米といへる重みの世を経たる」飯田龍太 pic.twitter.com/B2BwVtbQ82
写真2枚目が私ですが、
こんな瞬間を撮っていただけるとは思いませんでした。
これは、最後の一音をはじいた、フィニッシュの瞬間です。
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新嘗祭にちなみ、
尊きあたりが、天地の恵みを受ける、民人の力の結晶たる実りの秋を、讃える御歌を選びました。
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
我が衣手は 露に濡れつつ
やつがほの たりほのうへに いたつきし
ひとのちからも みゆるあきかな
さと人が とよ年いはふ こゑすなり
いねのはつほを 神にささげて
今日のご奉奏は、心より気持ちよく歌えました。
まだ喉がむせる症状は完治していないながら、ご神前ではまったく喉がつかえることもなかった。
ただただご神意のみを感じて、歌に集中できたのが幸せでした。
実り豊けき稲荷大神の御前にて、
豊穣の歓びを歌える、光栄な新嘗祭でした。