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チベット・ネパールの風を感じる響き 〜横笛とシンギングボウル〜
久しぶりに、新たな会心の音奏が叶いました✨
シンギングボウルとの共奏。
チベット・ネパール由来の響きとの、初めての出逢いです🤩
昨年出会い、以来、自己修練をしてきた、チベット・ネパール由来の木製横笛。
この笛は、2オクターブの音域が可能で、高音の響きも綺麗に奏でられます。
けれど、この笛は低音部に独特の妙味があると、当初から感じており、あえて低音の1オクターブのみで奏でました。
音出し自体は低音のほうが簡単ながら、奥深さと趣は、低音部ならでは、熟達が現れます。
これはまだまだ、自分なりに長い鍛錬を積み重ねていく課題。
が、初対面とはいえ、シンギングボウルとの共鳴の境地が、これほどとは!!
この笛に出会った当初から、同じ民族由来の音具・シンギングボウルやリンと、合うのではと感じていました。
まったくの直感でしたが、響きが和合するのではないかと。
とはいえ、なかなか奏者と個人的に出会い、合奏をお願いする機会がなかったのですが、
ようやく、越谷在住のFumie Furuyaさんとコンタクトが叶い、
手探りで、お互いの響きと、即興で重ね合わせてみました。
(音源には、効果音などの手入れは加えていません)
この笛では、まだ合奏の経験が少ない上、単音でもあり、
当初は、我ながらまだ即興に至らぬと思っていたので、なんらか既存の曲で、音の相性を試すつもりでいたのですが……
ボウルの響きを感じるうち、笛自身の音と響きが、調べとして乗るのを感じ、
ごく自然に、即興の感応が始まりました。
これには自分で驚きながら、自然に表れてくる調べを、指任せ息任せ、笛の息に合わせて奏でました。
エンドレスで奏でられそうなほどの心地よい和奏…
ちなみに、noteにも折々、書いてきましたが、
本来、竹製横笛のことをバンスリというものの、木製であってもあまねく横笛をバンスリと称するとのことで、今回は「木製バンスリ」とキャプションをつけました。
笛の音が大きいので、ボウルが聴こえにくいのが慚愧だけれど、響きと波動は伝わると思います。
シンギングボウルは、真琴との相性もさすがに最高でした。
今後もさらに、さまざまな楽器や音響具との共奏の機会を持ちたい。
響き合える人と出会いたいです。