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甲辰の変革

遅ればせながら、本年もよろしくお願い申し上げます。

新年三が日は、毎年恒例、
都内北区七社神社様にて、神楽殿ご奉納をいたしておりました。

元日から三日間、13〜16時まで。

ご奉納中は、当然、スマホなどの電波は切っていたので、外のことは何もわからず、
おつとめを終えて、片付け、神社を退去したところで、参加者たちが電源を入れ、
驚愕の声をあげることになります。

元日二日、共々、災害・災難の報。

平らかに穏やかに豊かな今年を祈念する歌舞音曲のご奉納から、
地鎮平癒・厄災回避と、鎮魂の祈りが加わりました。

甲辰は、これまで社会的に固定観念として重鎮としてきた常識が壊れ、
新たに始まる、革新の歳とされています。

昨年より、何ごとかの変事が続き変化は起き始めていましたが、
元旦早々から、世に嘆きと不安の揺らぎが起こるとは…

今はただ祈るしかできませんが、
浦安舞に歌われるように、
“朝凪の海のごとくに波たたぬ世を”
あめつちの神に祈りつつ、
日々の課題を乗り越えて、自身に叶う限りをつとめるばかりです。

***
さらに、個人的なことですが、
昨年、歳末も差し迫る12月末になって、いきなり、明けて一月中に、長く住んでいた部屋から引っ越さねばならなくなり、
(大家都合で急がされることに) 
何しろ長く住んでいたので、あと二十日ほどで整理して片付け、転居できるものか、眼の前が真っ暗になると同時に、頭がまっしろになりました。

仲介の不動産屋が手配してくれる物件の審査もあるし、大掛かりな引っ越しを、ひとりで経験するのは初めてで、
無事に安住の場所に移れるものか、不安で怖くてたまらない年明けとなりました。

恒例でもありゲン担ぎもあって、三が日のご奉納だけは、気持ちを切り変えてつとめましたが、

四日目の今日からは、厳しい現実となります。

心が折れそうな中、これから昼夜、一刻を争う状況で作業することになるので、
何かを書いたり発信する時間を持てないと思いますが、

これも経験として、
落ちついたら、またさまざま記録していきたく思います。

どうか、無事に立春が迎えられますように。

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