特許の鉄人メモ
note222にちめ。ゾロ目だ!
そんな折角の機会であるが、諸事情により本日はイレギュラ知財のおはなし。
昨日は第1回「特許の鉄人」なるイベントに。特許の、“クレーム”と呼ばれる“権利(化したい)範囲を示す文章”を、その道のプロフェショナルたる弁理士が書き競うという。
選手の弁理士は25分、司会と解説がわあわあ言うなか、画面を見られながらクレーム作成し、その直後3分プレゼンする。そして観客が投票して勝敗が決まる。
25分で書こうというのもすごいが、直後にちゃんとわかりやすく(またはおもしろく)話すもすごい。書く技能が注目されがち、しかし話すも必要なのである。また聞き出す(そして拡げる)もネ。
書き手の信条、顧客への気遣い、モチロン特許性、その有用性。書くにあたりいろいろ考えられている。我が社の代理人の考えも聞きたくなった。
(第1試合の発明の資料)
ト、
単なる顧客づらして居住まいを正すだけではよくなかろう。顧客を発明者・会社とすれば企業知財部もおなじように気遣い、考え、〈聴く〉〈書く〉〈話す〉べきとも。(マア書くは、ある程度でも。ごにょ)
道が険しい。
(見苦しくて申し訳ない(が載せる))
選手の皆さま、運営の皆さま、お疲れ様でございました。破天荒な企画でなんだか恐ろしい気持ちもあったのだけれど(失礼)。ヤア楽しかったです。
同じ案件についても取組み方が違って(司会者曰く“芸風”が違って)おもしろかった。一見飾り気のないお堅い文も、それぞれ個性的のよう。
あと解説がさらっと上手くて感嘆しました、状況の理解と言語化がはやい。
(第2試合の発明の資料)
書き上がったクレームをもっとしつかり見たかったとか、クレームに対する感想を観客側からも聞きたかったとか、アーナラコーナラはモチロンあるも。それはまたノビシロでもあり、次回に期待膨らみます。
(時間がないはずなのに長く書いてしまった。ひい。)
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