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嫉妬は伸びしろでしかない!
「しまさんって嫉妬とかしなさそう」
昔、後輩に言われた一言です。
割といつも落ち着いていて、陽気なオッパッピーだと思われていたようだけど「嫉妬」は普通にします。だって人間だもん。逆に「嫉妬」しない人なんていないと思いますよ。
今回はそんな「嫉妬」のお話。嫉妬って、少し厄介な感情ですよね。「あの人ばかりうまくいく」「なんで自分にはできないんだろう?」そんなふうに感じるとき、自分が嫌になることもあるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
その嫉妬、実は「あなたが本当に欲しいもの」を教えてくれるヒントかもしれません。
嫉妬の正体って?
嫉妬は、簡単にいえば「うらやましい気持ち」から生まれます。
つまり、自分にとって「こうなりたい」「これが欲しい」という気持ちが根っこにあるんです。
たとえば、友だちが新しい仕事で成功したとします。
そのとき、あなたが嫉妬するのは「自分もそんなふうに輝きたい」と思っている証拠。
あるいは、誰かが毎日ジムに通って体を鍛えているのを見て「いいなあ」と思うなら、
それは「自分も健康でいたい」という気持ちがあるから。
つまり、嫉妬は「自分の理想」を映す鏡みたいなものなのです。
嫉妬を「伸びしろ」に変える方法
嫉妬の感情をただ感じるだけでは、苦しくなるばかり。
しかし、そのエネルギーを少しだけ違う方向に向けると、成長のきっかけに変えられます。
1.嫉妬の理由を探る
まず「なぜ嫉妬しているのか」を考えてみましょう。
・「あの人みたいになりたい」
・「自分もあんなことができたらいいな」
こんなふうに、自分の本音を見つけることが第一歩です。
2.目標にする
嫉妬の原因がわかったら、それを目標にしてみましょう。
たとえば、「彼女みたいにスタイルよくなりたい」と思ったら、まずは毎日手軽にできるストレッチや筋トレから始めてみるなど、目標にしてみると良いです。
3.小さな行動をする
嫉妬を感じた瞬間に「何か一歩踏み出す」と決めるのもおすすめ。
・ライバルの服装に嫉妬したら、自分も少しおしゃれをしてみる。
・友だちの仕事ぶりに嫉妬したら、新しいスキルを勉強する。
こうした小さな行動が、自信につながります。
嫉妬は『進化のサイン』
実は、人間が進化してきたのも嫉妬のおかげと言われています。「自分もあれが欲しい」「もっとよくなりたい」と思うことで、人は努力し、知恵をつけ、行動してきたのです。
だから、嫉妬を感じるのは自然なこと。むしろ、それは「今の自分に満足していない」という、成長したいサインなのです。そう考えると「嫉妬」って悪いものではないと思いませんか。
さいごに
「嫉妬する自分なんてイヤだ」と思う必要はありません。
嫉妬は、ただの感情のひとつ。
大切なのは、その感情をどう使うか。
次に嫉妬を感じたときは、こう考えてみてください。「これは私の伸びしろだ」そう思うだけで、気持ちが少し軽くなりませんか?
嫉妬はあなたの可能性を教えてくれる宝物。
だから、どうか嫌わないであげてくださいね。
本日も読んでいただきありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。