精神科に入院してきました その1

あれこれありまして、精神科に入院してきました。
まず、入院までの経緯まで。

死にたくて仕方なくなった

自分の場合、世間でよく考えられているような「鬱だ・・・死のう・・・」みたいな感じじゃなくて、「殺してくれー!」のほうが近かったです。
どこにいても、いても立ってもいられない感じで、ひたすら自殺の方法を検索していました。もちろん、楽で確実で痛くないやつ。それらのうち一つでも満たせるような自殺の方法は見つかりませんでした。しかたがないので、すでに持っていた精神科の薬をがぶ飲みしたりしてみたのですけれども、今の精神科の薬は安全につくられているので、何錠飲んでも、よほどじゃないかぎり死ぬようなことはないようです。
 さらに、手首を切るようになっていました。なぜ切っていたのか?はっきりいうと記憶がないのですが、とりあえず切ることに躊躇はなく、ひたすらスパスパと切っていました。今でも傷跡は残っています。薄くですが。
 仕事はなんとかいけていました。家にいると死にたさが湧き出てくるので、仕事場で仮面をかぶった自分だけが、最後の綱でしたね。仕事が実際にちゃんとできていたかについては、謎です。これも記憶がありません。
 当時どんなことを考えていたのかについても、記憶がありませんが、ひたすら自分が嫌いで、憎くて、死ねばいいとずっと考えていました。
 ところで、家って安息の場所のはずじゃないですか?だからこそ、自分のタガが外れるのか、家にいるときが一番危なかったです。
 そんなこんなで、もうだめだと思い、知っていた精神科で大きめのところに紹介状を書いてもらい受診し、入院となりました。任意入院です。
 精神科の入院には何種類かあるようで、自分は自ら希望して入院した又は同意の基、入院となった任意入院でしたが、症状や病態によっては措置入院だったり、医療保護入院みたいなのがあるそうです。

なぜ死にたくなっていたか?

これは難しい質問になるのですが、医師の診断では「軽躁状態」だったそうです。双極性障害という病気はご存知でしょうか。その中に躁状態とうつ状態があるのですが、個人的にはその、躁のなかに更に①いい躁と②わるい躁があると思います。①が単に元気になって、ひゃっほーい!っていう感じなのですが、②だと怒りっぽくなって、イライラし続けて、死にたくなったりするわけなんです。なので、仕事のストレスが〜とか家庭のストレスが〜といったわかりやすい理由じゃなくて、脳の病気で死にたくなっていたんですね。人間って複雑です。

その2移行では入院生活について書いていこうと思います。お読みいただきありがとうございます。

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