ニュースで学ぶ「現代英語」

　8/12（木），8/13（金）に，NHK語学のラジオ講座で，ニュースで学ぶ「現代英語」の特番がありました。講師を担当されたのは，米山明日香先生です。米山先生は，以前 note で紹介した『英語リスニングの鬼100則』を書かれた先生です。

　ラジオ講座の内容としては，「アジア人の差別」というテーマの音声を聞き，リスニングのポイントを学ぶというものでした。

　この講座を聞いて，改めて感じたことは，

イントネーションや音の強弱の重要性

です。

　講座の中での例を一つだけ取り上げます。andについてです。and 機能語なので，ふつうは弱形で読みます。しかし，and を強く読む場合もあります。その場合．

and に続く内容を強く伝えたいという意図

が含まれます。ふつう，強く伝えたいところを強く読むと感じてしまいそうですが，and の強さを変えるだけで伝えたい意図が変わるというのは面白いですね。

　ニュースのような生の素材では，音声面がリアルだったり，感情面も豊かだったりするので，字面だけでは伝わらない部分を音声から感じ取ることができます。したがって，より現実に近い形でリスニング力を鍛えることができます。また，ニュースを聞くことで，今世界では何が起きているのかを知り，考えることもでき，視野も広がり勉強になるので，ぜひ活用してみてください。

　「特番」とのことですが，レギュラーでやってほしいくらい得られるものが多かったです。　

　この講座は，NHK語学のHP上で，まだ聞くことができるので，まだの方はぜひ。

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