法華三部経を読んで 『法華経』その9
17.南無阿弥陀仏は法華経だった…これまで提婆達多品第十二までをホクホクと味わい、次はどうしようかと如来寿量品第十六あたりを読み直していて、その大胆な説示にいろいろと驚くことがあり、あらためて『法華経』って何なんだろう?と思い直す、というより正直なところ思い悩んだ…。
たまたま『仏教説話大系』の中に『法華経』の現代語意訳「法華物語」を見つけていた。それを拝読しながら、あらためて『法華経』全体の流れを少し時間をかけて味わううちに、私なりの領解が沸き起こってきた。
(※中村元、増