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釈尊の考え方とHIPHOP はリンクするか? pt.3


日曜日の午後みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
台風10号が接近しております
近隣の方はくれぐれもお気をつけて


さて、本日も表題のpt.3を書いて行きますよー。
またお付き合いくださいね〜。

本日のトピックは

5. マインドフルネスとライミング

* 仏教のマインドフルネス(瞑想)と、
HIPHOPにおける集中力やリズム感との関連性を探る。

6. 輪廻転生とサイクルの概念

* 仏教の輪廻転生と、
HIPHOPカルチャーにおけるサイクルやループ、リピートの概念について。

とこの5と6を進めていきます


5. マインドフルネスとライミング

仏教のマインドフルネスがライミングに与える影響です。

マインドフルネスは仏教の教えの一部として、現在に集中し、心の平静を保つことを目指す実践です。

HIPHOPの世界において、ライミング(韻をふむ)もまた深い集中力と内面的な調和が求められます。

マインドフルネスを通じて、自分自身の内面に意識を向け、そこから湧き出る言葉をライムとして表現することが可能になると予測します。

これにより、リリックがより一層深みを持ち、聴く者に共感と感動を与えることができるのです。

瞑想とラップ:集中力と創造性の融合

瞑想は、心を静かに保ち、雑念を取り除くことで、精神の集中を高める手法です。

この集中力は、ラップのライミングにも応用できます。

ライムの制作やフリースタイルでの即興は、瞬間的な思考の流れを捉え、言葉を巧みに操る能力が求められます。

瞑想によって得られる心の静けさは、ラッパーにとって創造性の源となり、ライムをより洗練されたものにする手助けをしてくれるであろうと考えます。


リズム感覚とマインドフルネス:HIPHOPの中で心を研ぎ澄ます

リズムはHIPHOPの根幹であり、ライミングにおいても重要な要素です。

マインドフルネスの実践を通じて、自分の内側に流れるリズムを感じ取り、そのリズムに合わせて言葉を紡ぐことで、ライムが一層リズミカルでグルーヴ感が出て魅力的なものとなります。

心がリズムに完全に同調することで、ラッパーは音楽との一体感を感じ、その瞬間において最高のパフォーマンスを発揮できるのです。

ライム(韻)を通じた自己表現と心の静けさの関係

ライミングは、単なる言葉遊びではなく、自己表現の一つの手段です。

マインドフルネスを通じて心の静けさを保ち、その静けさの中から湧き上がる真の感情や考えを言葉にすることで、ライムはよりパーソナルで真実味を帯びたものになります。

この自己表現は、聴く者に対しても強いメッセージを伝え、共鳴を引き起こす力を持つと考えられます。

次に
6. 輪廻転生とサイクルの概念

仏教の輪廻とHIPHOPのサイクル: 永遠のループ

仏教における輪廻転生の概念は、生命が生死を繰り返す無限のサイクルを示しています。

HIPHOPカルチャーにおいても、ビートループやサイクルという概念が初期から2000年頭くらいまではありましたが、それ以降の手法やビートメイキングが多様化により、王道のワンループが影をひそめます。

しかしながら、
音楽のリズムやビートの繰り返しは、まるで生命のサイクルを象徴するかのようです。

ラッパーが繰り返し同じビートに乗せて新たなライムを生み出す様子は、輪廻転生のプロセスと似ており、常に新たな生命を音楽に吹き込んでいるのです。

リピートとループの美学:HIPHOPと仏教的視点から見る

HIPHOPのビートメイキングにおけるループやリピートの手法は、
仏教の「一切の物事が繰り返される」という教えと共通点があります。

ビートが繰り返されることで、リスナーに強い印象を与え、同時MCにとっては新たなインスピレーションを引き出すためのキャンバスとなります。

このループの美学は、仏教的な視点からも解釈でき、繰り返されるビートの中にこそ、真実が隠されていると考えることができます。
奥が深いですね〜。

HIPHOPカルチャーにおけるサイクルの象徴性と輪廻転生

HIPHOPカルチャーは、過去の音楽や文化をサンプリングし、それを新しい形で再生することで発展してきました。(ラップグループのパヴリックエネミーのリードMCであるチャックDは、HIPHOPこそサンプリングスポーツだと言ってます。)

これは、仏教の輪廻転生の考え方に似ています。

過去の経験や文化が死んで終わるのではなく、新しい形で蘇り、次の世代へと引き継がれていくのです。

サイクルは、過去と未来をつなぐ架け橋であり、HIPHOPはそのサイクルを通じて常に進化し続けるのです。


再生と循環:仏教とHIPHOPの共鳴するリズム

仏教の輪廻転生の教えと、HIPHOPのサイクルは、どちらも再生と循環を重要視しています。

音楽がリピートされることで、新しい生命が吹き込まれるように、仏教では生命が再び生を受け、新たな機会を得ると考えられています。

この二つの文化は、異なる形であっても、同じ真理を探求しているように思えます。

それは、すべてが繋がり、終わりのないリズムの中で生き続けるということです。

まとめますと、
これらの文章を通じて、仏教の深遠な教えとHIPHOPカルチャーの結びつきを考察することで、
みなさんに新たな視点を提供することができ、また新しいスタイルの
MCが出てくるきっかけになれば
これほど嬉しい事はありません!

明日も残り4つの内2つを
お届けします。
では本日はこの辺で。

最後まで読んで頂きまして
ありがとうございます🙏🤘

明日もいい日や
なまんだぶ。合掌🙏

1LOW    釋一承
HIPHOP寺館長

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