見出し画像

悔しいことがあったら成り上がる。腹立つことがあったら成り上がる。成り上がったらんかい!HIPHOPで!

みなさん今晩は金曜ですね。
選挙が目前ですが真面目に生きている人が、
報われる日本になって欲しいですよね。
今夜は、ちょっと悔しさをバネにする話を書いてみます。

”悔しさも怒りも糧に変えろ!成り上がりの哲学とHIPHOPの美学”

HIPHOPには、何かに打ちのめされたり、
理不尽な目に遭ったときこそ自分を高めていく強い意志が宿っています。
その哲学と美学が、成り上がりの力をどのように生み出すかについて、今回は掘り下げていきます。

1. 成り上がりとは「逆境を跳ね返す力」

成り上がることは、単なる地位や名声を手に入れることではありません。

本質的には「自分を限界を超えて押し上げること」、
つまり困難や障害を跳ね返し、自らの力で道を拓くことです。

HIPHOPのルーツに立ち返ると、
差別や貧困という逆境の中で自分たちの存在を証明し、
輝かしいカルチャーを生み出した黒人コミュニティの物語がそこにあります。

彼らにとって、社会の中で軽んじられたり、
疎外された経験は悔しさであり怒りでありました。

しかし、それをエネルギーに変え、自分たちのアイデンティティを表現するための音楽、ダンス、アートとして昇華してきたのです。

HIPHOPには「自分を証明する」という強い意志が流れています。

無視され、虐げられても、彼らはその悔しさを一歩一歩の「成り上がり」のためのバネに変えました。

その姿勢が現代のHIPHOPアーティストやファンにとっても引き継がれているのです。

2. 悔しさと怒りは自己成長の糧

人生には、悔しさや怒りといった負の感情がつきものです。

何かに失敗したり、不条理な現実に打ちのめされたとき、
心の中に渦巻く悔しさや怒りは、
たしかに一時的に心を傷つけます。

しかし、その感情を放置せずに、
どのように成長のエネルギーに変えていくかが大切です。

HIPHOPカルチャーは、まさにその感情の転換を象徴しています。

例えば、エミネムのようなアーティストは、
困難な家庭環境や経済的な苦境から抜け出すため、
そして自身の存在を証明するためにラップという形で怒りや悔しさを表現しました。

その表現が、多くの人に共感を生み、
彼をスターダムに押し上げたのです。

悔しさや怒りは、人間が本気にならないと体験しない感情です。

つまり、それは成り上がるための原動力であり、
単なる感情ではなく、自己成長のきっかけにもなり得るのです。

3. HIPHOPの美学:真実を語り、自己を誇ること

HIPHOPには「自分のストーリーを語る」という美学があります。

それは、時に露骨であり、痛々しいほどに真実です。

しかし、その真実を語り、自己を表現することで、
アーティストたちは自分の存在と意義を確立し、
社会に対して自己を証明しています。

「成り上がり」は、単に他者に対する勝利ではありません。

それは自分自身に対する勝利であり、
HIPHOPはそのための舞台として、
表現の自由と個性を最大限に尊重しています。

自分が経験したこと、感じたこと、そして考えたことを、
ストレートに表現することこそがHIPHOPの美学であり、
真実です。たとえ不格好であっても、誰かの期待に沿わなくても、ありのままの自分を見せることが許される。

それがHIPHOPの美しさであり、自由であることが成り上がりへの一歩を踏み出す力となります。

4. 成り上がりは自分自身の物語 永ちゃんイズムのように

「成り上がる」という行動は、
他人に見せるためのものではありません。

それはあくまで自分自身の物語であり、自己変革です。

HIPHOPは、外の社会や他者に期待される価値観にとらわれず、
自分が自分であることを示すカルチャーです。

そこには他人と競うよりも、自分自身を越える力が求められます。

成り上がりの道は、自分の弱さや恐怖と向き合う道でもあります。

苦しい瞬間や悔しい思い出を抱えながら、
勇気を持って前に進むことが、最終的には「自分が誰か」を証明することに繋がります。

HIPHOPアーティストたちは、自分の苦悩や葛藤を詩にし、音に乗せて、その瞬間瞬間を生き抜いてきました。

その姿勢にこそ、HIPHOPの真髄が宿っています。

5. 悔しさも怒りも、HIPHOPで成り上がる

HIPHOPは、悔しさや怒り、喜びや愛、
すべての感情を受け入れ、昇華する場です。

だからこそ、そこには誰もが「成り上がる」ためのエネルギーを見出すことができるのです。

自分を超えたいと願う人、
悔しさや怒りを乗り越えたいと望む人にとって、
HIPHOPは限りない可能性を持つ手段であり、自己成長の舞台なのです。

自分の中に眠る怒りや悔しさを恐れず、
それを力に変えましょう。

そして、HIPHOPのように、時に泥臭く、時に不完全なままで、
自分自身を表現してみてください。


そこに新たな可能性と成り上がりの力が見えてくるはずです。


HIPHOPはただの音楽ジャンルにとどまらず、
私たちが人生の中で感じる多くの感情を受け入れ、
それを成長の源とする哲学を持っています。

この哲学をもとに、あなたも悔しさや怒りを糧にして、堂々と成り上がってみてはいかがでしょうか。

今夜はこの辺で

明日もいい日や。なまんだぶ合掌
1LOW  釋一承 HIPHOP寺館長
ZULU NATION JAPAN


いいなと思ったら応援しよう!