知らないと恥ずかしい|人生を不幸にする「使ってはいけない」言葉
「モチベーションが上がらない」という言葉についてです。
あの有名なマンガ編集者である佐渡島庸平さんがVoicyで話されていました。
その内容を紹介しながら
『モチベーション』が『「使ってはいけない」言葉』である理由
を説明します。
■デキるビジネスパーソンは言葉の解像度にこだわる
最近、ビジネス系YouTubeとかラジオを聞く時間が増えました。
そこで気がつくのは「解像度を上げよう」「解像度が低すぎる」といった「解像度」という言葉を使う人が多いということ。
そして、世間で「デキるビジネスパーソン」と呼ばれる人には「解像度が低い」まま仕事をしている人はいないということ。
◆◆◆
冒頭に紹介した佐渡島庸平さんの話はこんな内容でした。
ある漫画家さんに
「毎日1ページのマンガを書いたらどう?」
と提案したところ
「そういうのモチベーションが上がらないんですよねー」
という返事が返ってきたそうです。
その時に
モチベーションが上がらない、
は思考を停止させるNGワードだ
と気付いたそうです。
例えば、その漫画家さんは、ただ単純に「マンガを書きたくない」だけなのかも知れない。
それならば「なんで書きたくないのか?」を言語化してその壁を乗り越えなければ成長できないはず。
でも「モチベーションが上がらない」というなんかそれっぽい言葉を発すると、そこから先の思考を止めてしまう。
「なぜ?なぜ?」と自分の考えを掘り下げて具体化するというアクションはとても大切だけどめんどくさい。
だから、あえて解像度の低い言葉、要するに「フワッ」とした言葉を使って、深く考えるというアクションを止めて、人生を損してしまっている。
ボクの理解ですが、こういうことを話されていました。
■モチベーションって何ですか?
「モチベーション」って言葉を「やる気」として使っている人が多すぎます。
でも、それなら「やる気」をそのまま使えば良いんです。
そんな言い方をされたらメンバーのモチベーションが上がりません
ではなく
そんな言い方をされたらメンバーのやる気が上がりません
と言えば分かりやすい。
そもそも「モチベーション」って、
達成困難なことに取り組むために必要な内発的動機
のことです。
例えば、オリンピック柔道で3連覇した人が4度目のオリンピックに臨む時には必要なものです。
だって、オリンピックで金メダル取るためには、プライベートを全て捨てないといけないから。
でも、普通の人が普通に仕事をする、仕事に必要なスキルを習得する為には必要ありません。
■「できない/can't」も解像度をあげましょう
最後に、先週読み終えたこの本に書かれていた内容を紹介します。
佐渡島さんが仰っていたことと共通する部分が多いので、思考停止を防ぐ方法として説明したいのです。
「人生を豊かにするために使ってはいけない4つの言葉」の一つとして「できない/can't」が紹介されていました。
この本では
「できない/can't」は4つに分類できる
4つの中のどれなのか?を考えずに「できない/can't」と言う人が多い
と説明されています。
要するに「できない/can't」って言葉も「モチベーション」と同じく解像度が低いのに、それをそのまま使って思考停止している人が多いということ。
そして、この本ではそんな思考停止を止めるためのハック術として
「できない/can't」という言葉が思い浮かんだ時には、
逆に「いや、必ずやる方法はある」と考えるよう、
自分の脳にプログラミングしておく
という方法が紹介されていました。
◆◆◆
ちなみに、「できない/can't」を解像度を上げるとこの4つに分けられるそうです。
①誰かに助けてもらわなければ(=1人では)できない
②やり方が分からない
③やる方法、手段がない
④やりたくない
■最後に
今日のメールでみんなに伝えたかったのは
思考を停止させるな
です。
だから「解像度を上げて考え続けている人」を高く評価します。
間違えないでください。
「モチベーション」「できない/can't」という言葉を使うな
ではありません。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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