【掌編小説】螺旋階段
・螺旋階段
来世ってなんでしょう?
何を見て
何を聞いて
何を感じて
何を記憶して
何を信じて
今世も人なんでしょう?
醜穢で
冷淡で
残酷で
非道で
無関心で
現世を選んだのでしょう?
楽しみ
苦しみ
慈しみ
訝しみ
悲しみ
常世を求めるのでしょう?
利己的で
排他的で
一方的で
感傷的で
厭世的で
末世に生きているのでしょう?
死ぬも生きるも苦しく険しいものなのに
あなたはここにたつのでしょう?
その答えをきっと探す旅に命を運ぶ
それが運命なのでしょう?
そのためにつがい、たわむれ、命を宿す
それが宿命なのでしょう?
それではまた来世で
・あとがき
どうも 月影 冬衣 です
なんでしょうねこれ
ふと頭に入ってきたものをそのまま書いているので
あとはあなたがたにお任せします
ではまたどこかで
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