今日が一番若い日

シンプル? エレガンス?

それは、確かに聞こえがいい。
悪い言葉でないことくらいはわかる。

だが、いざその意味はと問われると、
正直うまく答えられない。

さっそく、ググる。

「シンプル」とは、簡単な、質素な、単なること、
と意味する言葉。

なので「シンプルライフ」とは、
物質な豊かさよりも精神的な豊かさを重視するとなる。

「エレガンス」とは、
費用と労力を最小限に抑えて最善の解決策を見つけることを指します。

類義語としては「優雅」「高貴」「上品」「清楚」「可憐」、
などがある。

「シンプルさはすべてのエレガンスの鍵」。
ココ・シャネルの名言は見事にその意味を言いあてているようだ。

シングルタスク

最近、「マインドフルネス」が流行しているらしい。

ところで、それって何？
と問われると上手に説明する人は少ない。

「マインドフルネス」とは、
「気づき」である。

そう言われてピンとくる人はセンスがいいかもしれない。

何に「気づく」かと言えば、
シングルタスクを行うことであることに「気づく」につながると。

そのあることとは？

マルチタスク

現代人はマルチタスクの中で生活している。

テレビを見ながら、食事をしながら、
歯を磨きながら、トイレに座りながら。

お分かりだろうか!?
そう、どこでも何をしているにもスマホをいじりながら。

これがマルチタスク、「マインドフルネス」の真逆、
「マインドレスネス」の状態だ。

スマホ片手に食事をしていては、
食事そのものの意識はどこへやら。

つまり、「今ここに」への「気づき」を見失っている。

今回のちょっとまとめ

「今ここに」が集中できる人は、
集中力や幸福度が高いと言われる。

それで、

と言われてしまえばこれでおしまいなわけだが。

今は綺麗に見える景色も、
ぼやけて見えなくなる日が来る。

今は不自由なく動く体も、
重くなって立ち上がることがやっとになる。

挑戦したいことがあっても、
まもるものがどんどん増えて失敗できなくなっていく。

だから、気づいて。

これから続く未来の中で、
今日が一番若い日であることを。

今が一番可能性が無限大なことを。