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ラボ立ち上げまでの道のり—ワークショップのテーマどうする?
初投稿のノートにも載せたように、社会教育士ラボは社会教育に関心のある人同士が繋がる場が少ない現状から生まれました。その背景には、社会教育をフィールドとして実践する人たちの切なる思いがあったのです。
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社会教育について学ぶ学生や現場の職員が、問題意識を語り合う中で、みんな学び合いを促すファシリテーションの大切さを分かっている一方で、同時にもやもやを抱えていることに気づきました。
すでにフィールドで実践してる人は
「学習者の主体的な学びを支援するためのファシリテーションって、どうしたらいいのかな?」
「実際にやってみると、これでよかったのかな、もっと違うアプローチだったらどうだったかな」
など考えてしまうことも多いかと思います。
学生の目線でも、ファシリテーションが社会教育では重要と言われますが、実際には何をしてるか曖昧で、手探りで行っていました。
違う立場の人たちとファシリテーションをどのように捉えてるのか、どうしたら上手くいくのかを、実践を語り合ってみんなで考える機会がほしい!そんな思いがありました。
社会教育士ラボ立ち上げに先立ち、 私たちは 2024 年 3 月に1回目の社会教育士ワークショップ「ファシリテーションのリアル!?」を実施しました。
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社会教育実践におけるファシリテーションの実際に着目し、パネルトークとラウンドテーブルを通して社会教育士としての実践力を養うとともに、ゆるやかなつながりづくりをすることを目的としました。
初回は、学生にも社会人にも共通してファシリテーションでの葛藤や、モヤモヤがあったことから、ファシリテーションのリアルを語り合う場が欲しい!そんな思いで、テーマ設定をしました。
当日は58 名の参加がありました。社会教育の実践者が知りたいニーズに合っていたんだな~と実感。
パネルトークでは、お二人のファシリテーション実践での葛藤や思いを語っていただき、後半のラウンドテーブルでは、10 班に分かれて学生がファシリテーターとなって、ファシリテーション実践を語り、聴き合いました。
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ワークショップ後に、参加者から「定期的に情報交換できる場がほしい」「他の人から新しい知識を学びたい」「また悩みや不安を共有したい」など、社会教育に関心のある人々が学び合う場を望む声が挙がりました。
その要望に応じて、持続的に社会教育士が学び合える場づくりと社会教育士の認知向上を目指すために、社会教育士ラボが立ち上がりました。
社会教育士・社会教育主事、学生や行政職員や地域活動者、企業で働く方とさまざまな現場で活動するみなさんとの学び合う場となった社会教育士ワークショップ。
さて、第2回目のテーマはどうする…?
今回はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました!
【2024年度の活動予定】
・noteやインスタでの情報発信
・オンラインでの社会教育士交流サロン
・第3回社会教育士ワークショップの開催(3月実施予定)
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