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ベスト職業コンビ大賞

父は〇〇、母は〇〇の仕事をしています。
の1番かっこいいのを決めようという今回の記事。

職業差別は減ってきてはいるが無くなってはいない。
僕自身、職業に優劣はないと思っているが好きな人の職業が転売ヤーなら付き合い方を考えてしまう。

かつては就職や縁談の際にも両親の職業を重要視されたと聞く。
今はそんなことはないが、憧れられる両親の職業の組み合わせは現代にもある気がする。

今回はその頂点を独断で決めていこうと思う。

エントリーNo.1

チェリスト(父)×画家(母)
芸術一家だ。
防音室とアトリエを備えた自宅にはもれなく天窓もあるだろう。
新婚旅行は勿論ヨーロッパ。
ウィーン?パリ?
そもそも向こうで出会ってたりして。

エントリーNo.2

サーフショップ経営(父)×ヨガインストラクター(母)
若い頃は存分にモテた父がビーチでナンパしたのだろう。
母は産後の体型維持で始めたヨガにどハマり。
間違いなく可愛い娘をピックアップトラックに乗せて今日も海岸沿いをドライブだ。

エントリーNo.3

漆器職人(父)×着付け師(母)
東京芸大を出た父は伝統の漆器職人へ。
共通の知人を介して着付け師の母と出会う。
畳の香る自宅は和とモダンが調和している。
小さくてもいいから縁側を付けたいという2人のこだわりが見える。
おそらく母と娘は前髪なし派。

エントリーNo.4

ボートレーサー(父)×専業主婦(母)
厳格な家庭で育ちギャンブルとは無縁の母は、まだ駆け出しボートレーサーの父と出会い初めてのレース観戦。人生初のギャンブルを父に賭けた。
母も娘もボートレースに興味はないが父を尊敬はしている。

エントリーNo.5

船舶機関整備士(父)×ダンサー(母)
クルーズ客船で整備士として乗っていた父がショーダンサーとして乗っていた母に一目惚れ。当時の母がどれほど綺麗だったかという話を子どもへ向けてわりとする。

エントリーNo.6

建築デザイナー(父)×小説家(母)
コンクリート剥き出しの家に住んでいる。
建物の無機質さと観葉植物の有機さのコントラストが光る。
天井ではデカいプロペラが回っているだろう。
母は推理作家でトリックを考える上で父の建築に関する知識を重宝している。
父は坂本龍一と間違えて声をかけられることが年に数回ある。


以上、6コンビがノミネートした。



そして栄えある大賞は...

ドゥ




















































































































バン!

エントリーNo.6
建築デザイナー(父)×小説家(母)に決定!!

他のコンビも甲乙つけがたいが、ここのコンビはお洒落さが頭一つ抜けている。坂本龍一似の父にはやはり憧れる。

ちなみに僕の父は麿赤児似だ。
それはそれでかっこいい。


~番外編~

良い職業コンビを考えていく中で、この職業の子どもと友達になりたい。
という職業も出てきたのでここからは番外編として紹介していく。

酒屋
たぶん兄妹が4人以上いる。長男。
小さいころから店の手伝いと兄妹の世話をしてきて将来は自分が店を継ぐのだろうとなんとなく思っている。
おおむね本当はやりたい夢があるので高校最後の夏にその夢をかなえる挑戦に付き合いたい。

クリーニング屋
とりわけ特徴もないが素直でいいやつ。
大人しそうに見えるが一緒に遊ぶと一番服を汚す。

肉屋
絶対いいやつ。もれなく太っている。
父ちゃんも母ちゃんも太っている。

ベタすぎる。
全部どこかで聞いたような設定だがそんな奴は実際なかなかいない。
ここに魅力を感じるのは世の中の普遍的な友達のイメージだからなのか、はたまた自営業の家庭で育った僕が勝手に親近感を覚えているだけなのか。
覚えるってなんだ。親近感は既に知っているのに。
覚えるには「体や心に感じる」の意もあるんだって。
恋を覚えるとかって言ったら詩的だな。
どうやって記事を締めようかな締めようかな。

考え事を書き出した記事なのでオチなんてはじめから無い。
読んでくれてありがとう。
ではまた。

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