日本古来の、Rethink
日本古来のよいものを見つめ直して
日本人らしさや日本人が眠らせている
すごい力をゆさゆさ起こす。
2025年から、Rethinkに振り切ろうと
心に決めています。
ですから、2024年は、
今までの積み重ねのあれこれ。
を整理して完結。
ひとつの時代として
きちんと終わらせから、
次に進むつもりです。
今までは、『日本人』というワードが
入った話を耳にしますと、
なぜだかはわからないのですが、
戦争の頃の、お国のために。
贅沢は敵だ。強くあれ。正義を貫け。
みたいな、強い思想のようなもの。
それがなぜかイメージで湧いてきます。
押し付けてこれらそうと
不快感と恐怖心を感じてしまって、
どうしても怪し気に思えて
近寄らずにおりました。
本当にされた訳でもなんでもないので、
妄想みたいなもんですけれど。
ところが、今年えらく
世界線が変わりました。
POPな感じの入り口でしたが。
日本いいなぁとたくさん思う
出来事がありました。
シンプルに、あぁ日本人でよかったなぁ、
と思う瞬間はありますか?
お風呂や温泉につかって、
あぁ、気持ちいい。最高。
お寿司を食べて、
あぁ、美味しい。最高。
お正月の朝。
新しいピンと張った空気に、
ちょっとだけ、シャキッとする。
心地よし。
おばあちゃんの知恵に、
おぉーすごーい。と感動する。
日常の中で、日本人で良かったなぁ
と思うことや
誇らしくなること、
こういう感じの『日本人』のはなしが
したい。
日常では、こどもたちの
発達、つまり心と身体を育てる仕事に
携わらせて頂いています。
するとやはり、日本古来のあれこれが
やっぱり1番、
理にかなってるな。
自然だな。
と思うことがたくさんあるんです。
例えば、足には草履。
鼻緒はやっぱりいい。
足指育てる、母指球育てるのに最高。
『踏ん張りどころ』とはよく言ったもので、
踏ん張りどころが
身体がわかるようになると
ここぞの場面で、
心、気持ちでも踏ん張れるようになる。
外で草履はちょっとなぁ、
という場合は、家で布草履でいいです。
まず、足袋ソックスでもいいです。
それもダメならまずは皮膚感覚から。
その状態の子に、
踏ん張れ、頑張れは、無茶振りです。
あと、天然素材がやっぱりいいです。
例えば、考えかた。
西洋、東洋は、
『こうあるべき』『こうすべき』
他者視点があるからこそ、
成り立つ文化や民族があっていい。
大事なのは、合っているかどうか。
一方、日本人は、
『そうあるもの』
どうですか。
すーっと心に浸透して、
抵抗感なく馴染む感覚はありますか。
なら、それが合っている。
そもそもの奥底の部分といいますか、
魂がちょっと違うのかも。
ちょっと日本人は素敵に変なのかも。
お天道様(自分)が(全部)みているよ
がわかる、民族なのでしょう。
例えば、衣服。
洋服では、
骨格ストレートやウェーブ、
ナチュラルみたいな『診断』は、
参考になるので
私も大いに恩恵に預かっています。
ただ、元々、洋服は、西洋の服。
西洋のグラマラス体系。
ボンキュッボンに合った型ですから、
型紙のパターンが湾曲な時点でもう、
日本人は無理なわけです。
そもそも似合いにくい。
ところが、着物。
日本人の体系に似合うのは
直線縫いのあの形。
晴れ着のギュウギュウ。
着付けがどうちゃら。
あれは、のちにできた
呉服屋発祥のアレなので除外。
本来の心地よい日常着としての
適当な着方。
これは日本人に大変良い。
日本は身体が脆いので、
布で身体をくるんで心地よく、
帯なんてコルセットみたいなもんですから、
なんか、ちょっと、姿勢の補正。
腰痛、猫背などなど、
姿勢維持がしんどい人には、
本当は、楽ちんなはずなんです。
日本人は『衣食住』
といつくらい
衣が最初にきちゃう、
オシャレ民族なので、
帯が可愛いので
補正っぽくなくて素敵。
そんな、こんなで、
日本古来のものや考えは、
当たり前なのですが
やっぱり
日本人に合っているようにできている。
そんなことを、色々考える
2024年でした。
一緒にRethinkしませんか?
日本人らしさをゆさゆさ起こしましょう。