国際結婚 欧州 ”科目 道徳”
皆さん こんにちは、 今日は外が雨で部屋中が暗くって なんもする気のしないすし子ですが、 みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、、 今日は、 日本の教育科目の中の”道徳” のお話をします。
日本の義務教育の学校では、一週間に一度は”道徳” を習う時間があります。
そう、、、 日々日常の心得や常識、やってはいけないこと、 人に迷惑になる行為などを学ぶんです。 義務教育である小さな時から、 この道徳を学ぶことで子ども達は、たとえ自分の親が非常識極まりない変な親であったとしても、学校の先生から、どういう行動が正しいのかを学びます。
これ、、、、 とっても、だいじなことなんです。
昔自分が小学生の頃、 道徳の時間は好きでした。 ただビデオを見たり至って自分にとって普通のことを先生が言うので、 難しいこともなく一時間の授業は、あっという間に終わりました。
日本に住んでいるときはなんとも思わなかったことが、海外に住み始めると「なるほどな、、、 日本の教育ってすごいな」って思うことがあります。
たとえば息子を日本の小学校に通わせたときに道徳の授業で、
「お年寄りが揺れるバスの中立っています。 あなたは椅子に座っています。あなたならどうしますか?」 という質問をみんなで考える授業があったそうです。
みんなはノートに、 自分ならどうするかを書きます。
そう、、、 ここで大事なのは、 自分に何ができるか、 何をすべきかを一度考える機会を子供に与えると言うことなんです。
海外には、、 というか、、、 スイスには、そう言う授業はありません。
もちろん、 そういう状況に遭遇したら何をすべきか、わかる子もいます。
でも全く気にもとめない子の方が多いんです。 親からもそんなことを教えられることもない子がたくさんいます。
一週間の授業の中で、 もちろん数学や語学を学ぶことは大切です。 でもこういった、お互いを助け合う授業がスイスにあってもいいんじゃないかと思います。
森の中にゴミを捨てるのはやめましょう。 自分の犬のしたうんちは、飼い主が処理しましょう。 常識があればわかりますが、 そう言うことを、考える機会がない子供もいっぱいいます。 日本の、道徳の授業、、、、
世界中でも素晴らしいマナーを持つ国として、日本人が紹介された起源がここにあるような気がします。
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