クリエイターとアーティストの違い
こんにちは!メディアアーティストのウズです!^^
最近太陽の出てる時間が多くなっている気がしていて、心なしか春を少し感じておりますがみなさんどうでしょう?
お昼に日光浴することを習慣化しているのですが、太陽に当たるだけで何となく元気になれるのでお勧めですよ〜
さて、今回はクリエイターとアーティストの違いについて考察していきたいと思います。
何かものやコンテンツを作成する機会がない方にとっては違いなんてあるのか、と思うかもしれませんんが結構違います。笑
今回は具体的のどう違うのか、私なりの私見を踏まえて記載していこうと思います。
1.制作目的が違う
クリエイターもアーティストも、独創的なものやユニークなものを作るという点では一緒です。
ただ目的が違います。
クリエイター:依頼者または消費者に認められるものを作ること
アーティスト:自分の思想や価値観を軸に形を創ること
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、もう少し簡単に言えばクリエイターはお金ありきで作り、アーティストは自分ありきで創る。と捉えて頂ければ大丈夫です。
よく美大やデザイン専門学校に通う人又は経験がある人を少し特殊な人達だと捉えがちですが、実情は少し違い、実際には普通の人が多いです。
なぜなら大抵の場合、そこからアーティストの道に向かう人というのはそこまで多くなく、一般的にはどこか企業に属するかしてクリエイターとして働くということが多いのが現状です。
当たり前ですが、お金がないと生活ができません。
なのでお金を稼ぐということが、学びの期間を終えた後に待ち受けているのが一般的ですが、それは美大やデザイン専門学校の方達も一緒です。
アーティスト、つまりアートでまずお金を稼ごうとするならば先に生活も安定するクリエイターを経験してからなる方が無難でしょう。
2.アーティストは生まれにくいのか
アーティストは自分の経験や価値観など、とにかく主体的な個があって成り立つのはここまでのお話で分かったかと思います。
ではアーティストになる、というのは難しいのかと言われればそういうことでもありません。
そもそも、主体性というのは誰でも本来あるものです。
しかし国によってそれを尊重するかしないか、というのは当然変わっていきます。
残念ながら日本はあまり尊重されない文化です。
というか、主体性を押し込めるような制度が教育課程でたくさんあり、気づけば主体性が薄くなっていることすら気づかないのが今の現状です。
今現在アーティストとして活動されている方というのは、少なくともそうした教育課程を経験しながらもある部分では主体性を保つことが出来た人たちであり、汎用的なこと・社会的なことに当事者意識をある程度手放したかたとも言えます。
いやいや、それが難しいじゃないのか?って思われた方。
ちょっと考えていただきたいです。
そもそも今の社会制度はある程度良いモノではありますが、一個人それぞれに良いかどうかは甚だ疑問の余地を残しているというのが事実です。
なので本来時には抗ったり無視したりしないと、各々人生というのは社会に管理されて構成されてしまうので非常につまらない世の中になるのは明白です。
それに気づいているかいないか。
合理的にアーティストという手法を取る人もいるというのが分かると思います。(私もどちらかというとそっちのタイプ)
アーティストになればすごい!ということは決してなくて、あくまで面白い生き方の一つとして捉えると実際になるのも悪くないな、と思えたりします。
まとめ
クリエイターでもアーティストでも、確かに才能を感じざるをない人はたくさんいます。
ただ彼らがこの世の中全てのクリエーション機会を得れるかどうかは別ですよね。
どんなに大きいチャンスだって、自分に話が来なかったら意味がありません。
クリエイターよりもアーティストの方というのは個人的にこの見てもらうということが不得意な人が多いイメージがあります。
まあそれも兼ね備えられたら一般の職種は困るでしょうけどね笑
どちらも制作する・創るということに変わりはないので興味ある方は是非検討してみてくださいね( ^ω^ )