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マジかちかち山の泥舟のほうがマシ。
コロナがまた、心配な状況になってきましたが、こんな感じになるちょっと前、かなえさんが家族で「NESTA RESORT KOBE(ネスタリゾート神戸)」というところに行ったそうです。
まったく聞いたことがなかったので、「どんなとこ?」と尋ねると、「泊まったりいろいろ遊べるとこ」と、ビカビカ玉虫色の回答が返ってきます。
全貌がまったく掴めないまま薄もやの中であがいていると、そばにいたミサさんが「あー! CMでやってるとこやろー!!」と助け舟を出してくれます。
が、この助け舟が「かちかち山」の泥舟並みのしつらえで、速攻で沈んでしまうだろうことは、即、覚悟していました。
悲しい覚悟を胸に「知ってるんや? どんなとこ? どんな遊びができるの?」と今度はミサさんに質問してみると、彼女は「う~ん……」と、何やら考えはじめました。ああ、これは最悪寝る流れです。彼女は「考えながらまあまあ早い段階で寝る」という奥義を持っているのです。
が、今回は違いました。
考え込んだ挙句、寝るどころかパッと顔を輝かせてこう言ったのです。
「………みたいな!!」
そこ、ごっそり抜ける!???
しかも、ごっそり抜け落ちた部分がそもそも当てにならないこと(=泥舟)を思うと、恐ろしさは倍増します。
泥舟どころか、舟そのものをなくしてしまうとは。。。
こういう彼女の在り方を見ていると、「自己肯定感とかみんな忘れよ??」みたいな気持ちになるのは僕だけでしょうか?
ともかく人生の達人の、誰のためでもない自己探求の道はまだまだ続きがありそうです。