【防災】ウコンの力で美味しくご飯が炊けました(17:30追記あり)
今日9月1日は防災の日ということで、防災に役立つちょっとした実験結果をご紹介します。
先日、「ウコンの力」でご飯を炊いてみました。
これが……。
こう。
少し堅めではありますが、ふっくらと美味しく炊けました。
実際に炊いている様子はyoutubeからご覧頂けます。
ということで、動画をご覧頂いた方はお分かりだと思いますが、「ウコンの力」で炊き込んだ訳ではありません。
正確には「ウコンの力(の空き缶を加工したもの)でご飯を炊いてみた」。こんな小さな空き缶ですが、1~2人分のご飯が炊ける超小型コンロを作ることができます。
立ち上る炎はまるで内炎式バーナー。炎がきれいに渦巻きます。
ウコン空き缶で作ったのは、アルコールを燃料として用いる「アルコールストーブ」と呼ばれるもの。燃料用アルコールを使うのが基本にはなりますが、65度以上のウォッカやスピリッツでも十分に燃料代わりになります。(消毒用アルコールも燃料にはなりそうですが、消毒用のものは本来用途で使った方がいいですね)
空き缶で作るアルコールストーブは世の中にいろいろなものが紹介されていますが、今回のウコン空き缶のものは小さな穴開けなどの複雑な加工がなく、普通のハサミと穴開け用の目打ちがあれば出来ます。目打ちがなければアイスピックなど他のもので代用してもOK。なんなら画鋲で穴を開けておいてからドライバーで広げたっていいです。
これからの防災バッグにはウコンの力を1~2本入れておけば役に立つかもしれません。とりあえず、飲めばエネルギーにはなります。
もちろん防災だけではなくキャンプでも便利に使えます。かさばらないのでソロキャンプにピッタリです。
最後にもう一言。目玉焼きもちゃんと焼けました。
【17:30追記】
ボトル缶の空き缶をメスティン代わりにしての炊飯実験にもチャレンジしてみました
「ウコンのアルスト」での直火炊きはこんなかんじ。燃焼時間が余ったので目玉焼きも焼いてみました。
ふっくらつやつや……!と言いたいところでしたが、米に水を浸潤させるのをサボった結果ちょっと芯が残る堅めの仕上がり。ただ、それでも普段の炊飯器炊飯を100としたときには70ぐらいの仕上がりで、十分食べられる範囲ですね。梅干しを入れて美味しく頂きました。
もう一つ、「アイラップを使った防災炊飯」と同じように、ボトル缶に米と水と入れて湯煎する方法もやってみました。これはお湯が沸いている前提の形ですね。
こちらは単純に水がやや足りなかった模様(汗 ただ、炊けていないことはなく、水加減がちゃんとしていればふっくら炊き上がりそうな予感です。今日の実験は60~65ぐらいの仕上がりでしたが、十分食べられる範囲にあるのは変わらず。ポテンシャルはまだまだありそうです。こちらにも梅干しを入れて美味しく頂きました。
アイラップは便利なんですけど、ボトル缶ならどこでも手に入りやすいのが良いですよね。熱源さえ確保すれば直火でも湯煎でも炊けるのがありがたいところ。防災Tipsとしてお役立て頂ければと思います。
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