# Swimmyの「事業内容」と「これから」
徹底的に生徒に向き合うことを大事にしている「Swimmyの水泳指導」。なぜそこまで「個」を大事にされているのでしょうか。その背景や、その水泳教室の今後の展望を代表の菅原優さんにお聞きしました。
菅原:Swimmyでは水泳を子どもたちに教えるだけではなく、その水泳を教えた先に子どもたちが「生きるための力」をつけていくという点に焦点を当てています。そこが、他のスイミングスクールと違う部分です。もちろん子ども達の泳力を伸ばすことも大切ですが、その上で子どもたちが、考える力だったり、自分で行動していくような力を身に付けさせられるように取り組んでいます。
菅原:生きる力の一つに自己肯定感があると考えているのですが、発達障害児への水泳指導を行うと、8割以上の子ども達が「自信がついた」と回答してくれています。
その他の事業実績でいうと、東京学芸大学と一緒に共同研究を行ったり、スポーツ庁の委託事業を実施しています。また、クラウドファンディングで134名の方から150万円以上支援をいただいて、発達障害児の水泳教室を開催もしています。また、アメリカ大使館と契約して、アメリカ大使館の宿舎内にあるプールで外国の子どもたちに水泳を教えたり、サマーキャンプの水泳授業を行う予定もあります。
菅原:特に水泳インストラクター兼マネージャーというポジションを求めています。
菅原:今は水泳の個人レッスンをメインにやってるんですけど、水泳教室も全国的に広げていきたいなって思っています。マネジメントできる人がいないとなかなか事業を大きく展開していくことができませんから。
菅原:そうですね、これはSwimmyが生徒の子どもたちに身につけてほしい能力と共通するところではあるんですけど、「自分で物事を考えて行動していける力」を持った人たちに入っていただきたいなと思っています。なぜかと言うと、自分たちがこのような力を子どもたちに身に付けさせられるよう水泳指導にあたっているからです。なので、教える側が自分で考えて、行動していないと、説得力もないなと。
あとは、相手のために自分が笑顔になれる人ですね。仕事をしていると上手くいかないことは沢山あると思います。そんな時でも、相手を嫌な思いをさせないために、笑顔を絶やさない人は懐が深い人だと思っています。仕事は一人で成果を出すことも重要ですが、チームプレーでもあるということを大切にしていてほしいです。
菅原:はい、大きくは三つの分野で拡大を考えています。
一つ目は、海外事業への展開です。国内のマーケットでは子どもの人口はどんどん減っていってるので、東南アジアなど新しい国で事業展開をできればと考えていますね。海外でいうと、カンボジアはスイミングスクールが少ないだけでなく、水難事故で亡くなってる子どもも多いです。なので、命を守るような啓蒙活動をすることで、最終的には、水泳がその国のスポーツ文化として普及する一助を担えればと思っています。
二つ目がテックと水泳を掛け合わせて、新しいビジネスを展開していきたいと考えています例えば今だと、AIを使って自分の泳ぎを分析できるシステムを開発しようと動いています。水泳にチャレンジするすべての人がより水泳を学びやすくできるような環境やツールを作っていければと思っています。
三つ目は、発達障害児が水泳を楽しく学べる環境を全国的に広げていきたいなと思っています。具体的なビジネス案はもう頭に浮かんでいるので、そのプロジェクトをお任せできる素敵な方がいればすぐにでも始めたいなと思っています。
菅原:そうですね、今は基本的に水泳指導はプールに行ってもらう必要がありますが、それ以外の事務仕事やお客様対応をしている時間に関して言えば、自宅で作業をやってもらっています。PCも貸与していますね。
菅原:フレックスタイム制も導入してるのでコアタイムを除けば、水泳指導がないときには、夕方の時間を自由に使うこともできますし、ワーケーションであるとかそういった多様な働き方が可能な環境があります。
菅原:こちらこそありがとうございました。