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今日も早朝散歩&鉛筆スケッチ
今朝の散歩は(といっても都合で本日でなく6/29)、栗の実の発見から。
以前、花の時期に油彩スケッチで描いた栗畑に、なんとなく立ち寄ると、小さな毬栗(イガグリ)が青く育っているのを発見。
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当地特産の大栗。
収穫時期が楽しみ。
雨をほとんど降らすことなく梅雨は通り過ぎたらしい。
朝の匂いも、光線の陰影も、すっかり夏の構え。
田んぼの稲苗も大きく伸び、水田から乾田への移行時期なようす。
脇の畦(あぜ)には猫じゃらしが伸びている。
やがて散歩コースは高速道路の高架下。
そこはツバメたちのテリトリーになっていて、高架下の梁にはマンション然として巣が並んでいる。
餌をねだるヒナはすでにいないが、休憩所がわりみたいに巣に入っている成鳥がいる。
二羽で仲良く入っているのをみると、親夫婦か、それとも巣立ったばかりの兄弟か。
高架の近辺を縦横無尽に飛びまわるこのツバメの一群に、
しかし今朝は異質な影が。
よく見るとスズメだった。
一羽きりのそのスズメは自分のことをツバメだとでも思っているんだろうか?
ツバメの群れに混じって、いや、混じろうとしているような感じ。
そのうち”ツバメもどき”は道路に降り立つ。
そして、頭上の兄弟たちを仰ぎ見る。
憧れの眼差し?
仰ぎ見る嘴元の顎部の黒いのが目に入る。
その黒が少し愛おしい。
「ん、なんかヘン?」と気づいてる? ツバメもどき君。
頭上の兄弟たちを見上げる顔からは、ツバメもどき君の気持ちは残念ながら窺えない。
もどき君はそれでも再び兄弟の群れに混じって飛び回る。
飛び回れ、もどき君。
居場所は自分が決めればいいのさ。
ね?
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