スナック開業 立上げ屋 5
「あなたは何故お店を始めるのか?どのようなお店を作りたいのか?を数値化すると今より具体的プランが出来るので仮説と検証を用いて今やるべき仕事を導けますのよ」
始まりの計 続ける算 見合わせる式
目標 − 結果 = 問題点 「今やるべき事」
ゼロからお店を立上げる場合は勢いも大切なんですけど、始めからエンジン全開(体力)ガソリン(資金)ドバーンって使ってたらゴールまで達成出来るのでしょうか?
「ツバメさんの話し言ってる事は、あってると思うんだけど、何か硬いっていうか、もっと噛み砕いてスナック開業に当てはめてほしいんだよね」
「わかりました☺ここからはゆうこさんから聞いた話しをもとに私が勝手なイメージで仮説を作り上げて話ししていきますね、」
ゆうこさんは駅前でスナックに勤めていました。
お店の運営はほぼチーママのゆうこさんに任されていてママは自由、給料は上がらないけど責任が増える。気がつけば売上まで背負わされる立場にいつの間にかされていた
「こんな立場なら自分で経営したほうがマシだ」
と思い独立を考えるようになった
労働に見合う対価がほしい
仕事に見合う給料がもらえるなら、しっかりとした説明がなされ納得いく待遇で雇用されていたなら問題はなかった
ママが具体的な方針を示していて、役割分担が明確にされていて、そのクオリティをあげる為に努力するならば協力する気持ちはあったが、本来ママ「経営者」がすべき仕事である売上の事を丸投げして求める事が納得出来ない
暇なんだから客を呼べよ、高い給料払ってんだからさ、
お客様を呼ぶ努力は決して怠っているわけではないが、お客様にだって都合がある。飲みたい時間も飲みたい曜日もあるし、毎晩飲みに出歩けるお金持ちなどそうは存在しないだろうしね。キャバクラであれば、お金と時間を自由に出来る独身経営者を擬似恋愛で通ってもらうような極端なことを求められているような気分になる。
気分を良くお酒を飲んでもらう場面
お客様が自らお店に行きたくなるような状態をお店全体で演出して行くべきだが、責任者がその会議に出席しなければ話しにならない
若いスタッフ
近くのキャバクラでバイトしていた娘を入店させた、娘の友達が呼び込みのバイトで入ってきた
人通りのある日はどんどんと新規客が来るようになった。キャストも娘の友達が友達を呼ぶお陰で
にぎやかになる 毎回テキーラやシャンパンでベロベロになるキャストを介抱する日々だった
「私のお客様は来づらい雰囲気だった」
私及び私のお客様が居心地の良い場所を求める
ここまではどうですかゆうこさん?
「え、ええまぁまぁですね」
ではここまでを整理します
動機
労働に対する対価を得られる場所は自分でつくる
しか方法がない。
ルール
身体を壊すような飲み方をしない
ターゲット
40代〜60代くらいのお客様をメインに少し落ち着いた雰囲気で営業したい
こんな感じですか?
「はい、だんだんとまとまってきた感じがします。」
始める計と書いて始計と読む
孫子の兵法で最も重要な部分だと私は思います
「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
この彼を知りってとこが、これから挑む戦いのことで 戦う相手を場面によって置き換えるとわかり易くなります
彼=ライバル店と見なす場合は周辺のスナックと比較して自分がやろうと思う類似する形態の店を研究する必要が出てくる
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