
横道世之介。
こんにちは~ちいさなちいさな雑貨屋さんsweetmarronです。
基本は家で仕事をしているので、何もなければ引きこもり率100%。
で、それでは色々よろしくないと、なかば強制的に図書館通いをしています。
なので、気づけば、ついついスマホを眺めてしまう時間が割と読書に当てられるようになっている気がする。
図書館では「今まで気になってたけど、買うタイミングを逃した小説や読んだことないけど気になっている作家さん」を選んで手に取っています。
で色々読んだ中で、「うっ」と唸った「横道世之介」。
noteの記事を拝見する度に、魅力的だなあといつも思っているKaoriさん。
と言うかたぶん、文体が私好みなんだと思う。で、好きな漫画も一緒!となれば、たぶんおススメされている本も面白いだろうと見込んで借りました。
結果、笑って泣いて忙しい!
特に途中までは「クスクス」笑える。
性別は異なるけれど、自分たちの若い頃や学生時代の軽い感じ。
寝ても寝ても眠い。いくらでも眠れること。
と言う感じで懐かしい気持ちと共に、温かい。
世之介は際立ったイケメンでもなさそうだけど、男女問わずモテる(人に好かれる)。
人に対してフラットだからなんだろうな。
くだらなくて面白くて、優しくて距離感も程よい世之介。
何よりこんな世之介を育てた父と母がきっと素晴らしいんだろうなと、感じる作品。
実は返却日まで残り200ページと言う感じで、返却日当日図書館のカフェで怒涛の読書タイム。途中吹き出しそうになったり、最後は私は多分家で読んでいたら号泣してしまっていただろうなと思う。

コスパが最強すぎる…。味はまあ(笑)。
主人公の世之介も、そこに出てくる友達も恋人も、魅力的でもあって、何か事件が起きるわけでもないけれど、夢中になって読み終えた作品でした。
Kaoriさん、素敵な本を紹介してくださり、ありがとうございました。
今「おかえり 横道世之介」を読み進めております。

前回まで神去なあなあ日常を読み終えたので続きと共に三浦しをん作品を。
どちらも1日で読み終わる。三浦しをんさんの作品もだけれど、
登場人物がいつも毎回魅力的。
柚月裕子さんの「蟻の菜園」はなぜこのタイトルなのか…
ずーっと気になっていて最後にわかる感じの流れに。
ちょっと心がひりつく、
希望があるのかないのか…それは本人にしかわからないようなストーリーでした。
写真はないけれど、町田その子さんのこれも面白かった。
図書館でも人気で、他の本はほぼ貸し出し中。たまたま1冊あったので手にしたけれど、サクサク読める。やはり登場人物に少しの謎がありつつ、魅力的なストーリーの連作短編集。
根底にあるものはちょっと暗いけど、優しいオハナシ。文体も好きだけど、同じ作家さんを繰り返し読むと、作家さんの文章のクセ(?)に飽きるので、少しずつ色々読みたい…。
で、これはもうきっと何年も待たねば読めないと思い、買いました。

読み終えたら感想書きたいな♪
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