スウィング・キッズとグリーンブック
こんにちは~ちいさなちいさな雑貨屋さんsweetmarronです。
週末から2本の映画を観ました。
韓流ドラマ好きなワタクシ。特に脇役の演技に魅了されることが多く、その流れでずーっと気になっていたスウィング・キッズを観ました。
なんとなく、朝鮮戦争時代の話で、ずーっと何も考えずに笑って観れる映画ではないと薄々感じてはいたものの、テーマとしては非常に重たい話です。
その中でも、ダンスを通して、国籍や年齢性別その他もろもろ関係なく、スィング・キッズたちに友情や団結力が芽生えるシーンは感動的でした。
スポーツや何か打ち込めるものって素晴らしい!と思う時間。
その後の流れは、中々でした。
正直、やっぱりこういうハナシは、日本では描き切れていないんだろうなと思うところが沢山。
そして、同じ民族でも敵と味方になって殺し合ったり差別をしたり、更に自分の国以外からも侵略されて…の流れ。
なぜどこの国でも同じようなことが繰り返されるのかなあと、今更ながら疑問が生まれます。
タップダンスをしている俳優さんたちがみんなすごい!
特に主役のD.O.に恋してしまいました…。
で、(歴史音痴の妻である私が)夫に上記のような疑問が生まれたと伝えたら、「グリーンブックおすすめ」と突然おススメされました。
普段は夫におススメされても、好みが違うのでほぼ観ないのですが、
昨日はなぜか素直に聞き入れることにして、観てみました。
2時間をちょっと超える作品。
正直観れるのだろうか(集中力的に)という感じでしたが、あっという間でした。
この時代の人種差別の実態って、色々な映画を観てきたけれど、なんかただどうしようもない怒りのようなやるせなさのようなものが湧いてくるものが多いのだけれども、このガサツなイタリア系用心棒トニーが不思議と心を温めてくれます。
というか、あまりにもトニーが気になることが、しょうもなさ過ぎて(どちらかというと身近な感じ)、天才ピアニストのドクター・シャーリーの完成された上品さ(恐らくとてもとても努力して得たものかもしれない)との対比となっている。
この普段であれば絶対に友達にならないであろう2人の組み合わせ、人とのちょっとした出会いで、人生で得る経験って変わるんだなと思わせてくれる部分でもある。
そして、同じ職業である警察官でも「黒人が夜、外に出ている」というだけで、大事件のように扱う人もいれば、「夜の車の運転が心配」で助けてくれる人もいる。
全然違う種類の作品でしたが、色々と感じる映画でした。
グリーンブックはテーマは重たいけれど、サクサク観れるし、笑えるところも多く、最後まで良い感じで観続けられると思います。
息子にもいつか観て欲しいなと思う映画2本。
そして、私自身はやっぱりフラットでいたいと感じた2本。
その前に観たのは、そういうの全く関係ないこれ。
こういうなんもなくて笑えるのも良い。ケンジ役の内野聖陽さんの演技力というか表現力とシロさん役の西島秀俊さんの鼻の高さを改めて感じた。そしてこの映画(ドラマ)を観ていると料理が作りたくなる不思議!(漫画も全巻持っているけれど、ドラマもめちゃ楽しめた珍しい作品でもある)
さて、今日は久しぶりに新商品を入荷しました。
森田MiWさんの変形ポストカード。
額縁に入れるとまた良い感じです。